気づき

演劇ワークショップ総まとめ 自己肯定感を育てる重要なヒントを得た

太陽です。

サポステのプログラム・4日間の演劇ワークショップの総まとめです。このプログラム通して、ものすごく色々な学びと気づきがありました。

プログラムの全日程を終了した今、改めて4日間を振り返ってみると、本当に参加して良かった。間違いなく、次のステップにつながると思えます。

目次

最初は無理だと思っていた

最初はこの演劇ワークショップ、『自分には無理…!』と思っていました。

演劇の世界というと、すごく厳しいイメージがありますし、演技をする事に恥ずかしさもありました。

何より、初めての事に挑戦するのが不安で、無理と決めてかかっていたんです。

ですが、このままでは何も変わらない気がした事と、思い切って挑戦してみれば何か得るものがあるかもしれない…との気持ちから、思い切って参加することにしたのでした。

演劇ワークの4日間の詳しい内容

1日目

1日目のメインとなったのは、与えられたキーワードをジェスチャーのみで表現するワークです。言葉は使えません!

そのキーワードを体全体を使って表し、みんなに当ててもらうというもの。

これがなかなか難しかったです。僕に与えられたキーワードはとあるイベントで、どう表現していいか分からず、苦労しました。

その他、ストレッチやミニゲームなどをしました。

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2日目

2日目のメインは、「相手の経験を、まるで自分の経験であるかのように話す」ワークです。与えられたテーマは、「冬の思い出」。まず二人一組になってお互いに冬の思い出を話します。そして本番では、相手から聞いた話を自分の経験として話すという訳です。

これはプロの俳優さんも、実際に役作りをする時に取り入れる方法だということで、面白かったです。

僕の経験を相手が話してるのを聞いた時は、何とも言えない不思議な気持ちになりました。

ストレッチや発声練習、ミニゲームはすべての日程で行います。

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3日目

3日目のメインは即興の演劇。与えられたテーマをもとにシナリオを考えて、それを演技で表現します。

このワークは二人一組で行うので、相手と色々話し合いをして、物語を作らなければいけません。

なのでペアになった相手と、お互いの役割・物語の流れ・シチュエーションなどを詳しく話し合いをしました。

そして…相手と話しあった結果、衝撃の演出を入れる事にしたんです…!↓↓

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このワークは、相手とたくさん話し合いをするので、コミュニケーションの練習にもなります。

4日目

4日目は、3日目と同じく即興の演劇がメインでした。ただし今回は、三人一組で行うので、さらに物語を詳しく考えないといけません。

チームになったのは、僕の他に二人の女性参加者。男性×1、女性×2の組み合わせです。

そこで、この組み合わせを活かして、面白いシナリオを考え出してみました↓↓

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このワークも、コミュニケーションの練習になるのはもちろん、意見を出し合いながら話すのは純粋に楽しかったです。

コミュニケーションの核となる、声の使い方

4日間のワークショップで一番実用的だと思ったのが、「声の使い方」でした。

相手との会話の核となるのは、もちろん「声」ですよね、その声の使い方を意識して少し変えるだけで、劇的にコミュニケーションが変わるんです。

本当に、これを知ってるのと知らないのとでは、非常に大きな違いが出てくると言っても過言ではありません。

教えてもらえて本当に良かったと思った事でした。

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4日間を通して、演劇に対する考えが変わっていった

こうして、全4日間の演劇ワークに参加した訳ですが…最終日を迎える頃には自分でも思っていなかったような変化が起きたんです。

それはまず、「演劇って結構楽しい!」というものでした。

最初は『演劇なんて自分にはムリ!』と決めつけていたんですね。演劇なんて見るだけで十分、と思っていました。

ですが、思い切ってやってみると、これが意外と面白いし楽しいんです。やってみれば自分の考えとは違う結果が出たりするもの。僕は固定観念や先入観が強く、それに振り回されてしまいがちな人間なんですよね。

ですが、苦手意識があるものでも、チャレンジしてみれば意外な結果が出て、意外な発見をする事がある。

それって、自分の知らなかった自分を発見するという事ですし、世界が広がることにつながりますよね。

サポステのプログラム、就労に役立つ

2020年12月現在、サポステに通い始めて1年半になりますが、就労体験などの直接仕事に結びつく事以外のプログラムに参加したのは、今回が初めてでした。

演劇コミュニケーションというと、直接的に就労に結びつくイメージは湧かないですよね。僕自身、就労に直結するプログラム以外は意味がない、と思っていたんです。

ですがその考えが変わりました。今回の演劇ワークのようなプログラムでも、じゅうぶん就労につながると思います。

なぜかというと、一見すると就労に結びつかなく思えても、体験したことは自分の力になり、回りまわって必ず成長につながるからです。その成長を積み重ねた先に就労もあるから。

遠回りに見える事にも、必ず意味はあります。

まとめ:人との関わりにヒントがある

 

後に、今回の演劇ワークショップで得た最も大きな学びについて。それは「人との関りの大切さ」でした。

僕は基本的に、人間関係を作るのがあまり得意ではありません。これまでの人生でも、人との関りをなるべく避けて生きてきました。

『自分はダメな人間だ』という自己否定感の気持ちも強く、人と関わることに怖さもあったんです。

ですが、人との関係からしか学べない事があるんだな…と思ったんです。

プログラムの最中、思い切って他の人と話したり、積極的に人と関わるようにしました。すると、相手も僕に色々と話してくれたり、コミュニケーションが生まれる。それが楽しいと思えたんです。

これまでの人間関係で傷ついて、自己否定感が強くなってしまったことから、人間関係を避けていた僕。

しかし、自己否定感を克服して自己肯定感を育てるヒントは、人間関係の中にこそある。

そう気づいた時、勇気を出して人と関わり、もっと成長していきたいと思いました。

人間関係の構築が不得意なのは変わりませんが、勇気を出して行動していきたいですね。

【この記事の3つのまとめ】

①思い切って行動してみると、必ず何か得るものがあり、成長につながる

②サポステのプログラムは、就労に結びつく効果があることを感じた

③人と関わることの中に、自己肯定感を育てるヒントがある

太陽