お金の話

就労していても大丈夫!障害年金の申請にチャレンジしてみよう

太陽です。

約1年前から障害年金の受給に向けて動いていましたが、このたび申請が通り、障害年金の受給が決まりました。

これまでは障害者雇用の収入だけでしたが、年金を受け取れることになり、だいぶ生きやすくなりました。

40歳になったころは仕事もできませんでしたし、引きこもりでうつもひどく、将来も真っ暗で絶望的な状況でしたが、少し希望が出てきました。ハードモードな人生、生きていてもしんどいだけだと思って投げ出しそうになったことも何度もありますが、あきらめずにやってきて良かったと思っています。

今回は、障害年金を考えたきっかけや申請の流れ、苦労した点などについて書いていきます。障害年金の申請を考えている人の参考になれば幸いです。

目次

障害年金を考えたきっかけ

就労移行支援で、他の訓練生から障害年金の話を聞いたのが直接的なきっかけでした。

また、就労移行支援のスタッフさんにも申請を勧められたことも、障害年金を考える契機になりました。僕が通った就労移行支援は、他の訓練生の障害年金受給率もだいぶ高かったです。

さらに僕はずっと「一般就労」で社会復帰をしたいと思っていましたが、それをあきらめて障害者雇用で就労したのも大きな理由となりました。

社会保険労務士事務所を使用

障害年金は自分で申請する事もできますが、書類を準備するのがかなり大変みたいです。

とにかく書く事も多いし、年金事務所などにも自分で行かなければいけない。

また障害年金申請は一度落とされると、再審請求を通すのはかなり壁が高くなるとのことで、ほぼ一発勝負みたいな感じがあります。

それなら、多少の費用はかかっても、障害年金申請のプロ・社会保険労務士さんに頼った方が良いのではないかと思い、僕は社労士さんに全て任せることにしました。

ちょうど、かかりつけのクリニックと提携してる社労士さんがいたので、その先生にお願いしました。

手続きの流れ

・かかりつけのクリニックで、障害年金を受給したい事を伝える

・社労士さんの事務所に行く(初回面談)

・かかりつけのクリニックで、診断書を書いてもらう依頼をする

・社労士さんの事務所に行く(本格的な聞き取り調査)

・あとは、社労士さんが全て作業を進めてくれる

という感じで進めていきました。

社労士さんの事務所に行ったのは合計で3回、支払ったお金は着手金2万円+成功報酬。

社労士さんにお願いすべきかどうかは、また別に記事を書こうと思います。

苦労した点

一番苦労したのは、かかりつけのクリニックの先生による診断書作成にかなり時間がかかり、その間の待ち時間が大変だった事です。

僕の場合は、過去にまでさかのぼって受給申請ができる「遡及請求」を行ったのですが、過去分の診断書を書くのに時間がかかったみたいです。

それで結局、診断書を書いてもらうのに半年以上かかりました。

一番最初に社労士さんの事務所に行ってから、実際に年金の初回振り込みまでには1年以上かかりました。その間、ひたすら待つのが精神的に一番苦労しましたね。

ですがその分、受給申請が通って年金証書を受け取った時は、かなり報われた気持ちになりました。

僕の場合はかなり時間がかかった方ですが、そうでない場合も半年~10か月くらいはかかると思っておいた方が良さそうです。

仕事をしていても受給できる?

僕は最初、就労していたら障害年金の審査に不利になると思っていました。ですが社労士さんやかかりつけの医師の先生に聞いた所、仕事をしていても大きく不利になることはないそうです。

僕みたいに、障害者雇用でフルタイムではない限られた就労時間であれば、大きな影響はないと思います。

しかし、一般雇用でフルタイム勤務などとなると、難しいかもしれません。

注意点:永続的にもらえるわけではない

身体障害であれば、一度障害年金が通れば、永続的に受け取ることができます。

ですが精神障害の場合は、一度審査が通ったからと言って一生年金がもらえるわけではありません。

1~5年で更新する必要があり、そのたびに審査があります。

そこでもし症状が軽くなっていたり、普通に働けるようになっていた場合は、更新できずに障害年金がもらえなくなる可能性も。

つまり、精神の場合は一度障害年金をもらえるようになったからと言って、ずっとあてには出来ないということですね。

僕も一生障害年金をもらおうと思っているわけではなく、今の仕事を頑張ってスキルを上げて、将来的には収入を増やし、ゆくゆくは障害年金も卒業していければなと考えています。

ちなみに、僕の次の更新は2年後となります。

障害年金をもらえると、かなり生きやすくなる

以上、障害年金に関する記事でした。障害年金はもらうまでがかなり大変でしたが、もらえるようになればかなり生きやすくなります。

申請には色々条件がありますが、条件を満たしている方はぜひチャレンジしてみる価値はあります。

医師に診断書を書いてもらったり、社労士さんに会いに行ったりなど労力は必要ですし時間もかかりますが、行動すれば間違いなく色々な状況が変わっていくはず。出来ることを探して、どんどん行動していきましょう。

障害年金に関する情報は、今後も発信していく予定です。

この記事のまとめ

・障害年金の申請には時間がかかる(半年~1年ほど)

・就労していても、障害者雇用であればそこまで大きな不利にはならない

・条件を満たしている人はぜひ申請にチャレンジしよう