サポステ

演劇ワークショップ2日目 人との関りが楽しくなってきた…!?

太陽です。

演劇ワークショップの2日目に行ってきました。

(1日目の様子はこちらをどうぞ↓↓)

演劇ワークショップ1日目 演劇表現が意外と楽しくてびっくり太陽です。 サポステのプログラム「演劇ワークショップ」1日目に参加してきました。 https://taiyou-ao.com...

今回も色々と気づくことがあり、もしかしたら、就労とか生き辛さの克服につながるヒントを見つけたかもしれません。

目次

今回もタオルバレーから

2回目になると、参加してるみんなの顔ぶれも分かってるので、1回目より緊張感は少なめ。

ナビゲーターの先生二人も、めちゃくちゃ優しくてめちゃくちゃ良い人なので、安心です。

(しごかれるとか言ってしまって申し訳ありません笑)

とはいっても、最初ってやっぱり緊張感があって、体も固めですよね。それをほぐすために、前回と同じ「タオルバレー」で体を動かしました。

これが、体を動かすだけでなく、みんなで声も出すしナイスプレーには歓声も上がるし、みんな笑顔になってる!

5分もタオルバレーをやれば、すっかりリラックスできるんですよね。

グループで打ち解ける方法って、こんな風に体を動かす事がかなり効果的だと実感しました。

うん、やっぱり楽しいわ。

ストレッチで体の準備は必須

次は、これも前回と同じくストレッチです。ストレッチは毎回必ずやるみたいですね。

下半身⇒上半身の順で、じっくりと体を伸ばします。

それほど負荷もきつくないんですけど、しっかり体が伸びてるのが分かって気持ちいんですよね。

ストレッチも緊張をほぐす効果もあるし、ケガもしにくくなるし、色んな効果があって嬉しいです。リラックス効果もあります!

相手に届く声を出すための、呼吸法の練習

ストレッチの次は、しっかりした声を出すための呼吸法を教えてもらいました。これがめっちゃ面白かった。

まず、「声」というのは、実は「息」らしいです。吐く息が声になります。

で、しっかりした声を出すためには、しっかりと息を吸わなければいけないそうで。しっかり息を吸うために、息の入れ物である「肺」を広げるんだそうな。

呼吸法を実践することにより、息の通り道が広がって、いい声になる!

肋骨が広がるのを感じながらしっかり息を吸い、ゆっくり息を吐く。独特の姿勢を取りながら肩甲骨も意識します。

「いい声」っていうのは、それほど大きくなくても、部屋のすみずみまでしっかり届く、聞きやすい声らしいですね!

確かに、先生の声は、大きさは普通なのにものすごく聞き取りやすいし、こっちに届いてきます。

声ってのは大きければいいってもんじゃないみたい。ただの大きい声は、「相手を殴るような声」になってしまうそうです。

(出典:ドラえもん(小学館)藤子不二雄)

なるほど…ジャイアンのリサイタルみたいなやつな。

自己紹介でみんなの事を詳しく知る

ここで、みんなで輪になって自己紹介をしました。なんでも、初日はみんな緊張して固くなってるから、みんな顔見知りになって緊張もほぐれてきた2日目にやるそうです。

ここで、ナビゲーターの先生を始め、みんなの自己紹介を聞けたのがとても良かったです。

みんなにそれぞれ経歴や事情があって、今ここにいる。『縁』みたいなものを感じますね…。

僕の自己紹介では、20代は引きこもってた事とか、今は引きこもり支援団体で仕事してる事、ロードバイクの事なんかを話しました。引きこもり経験っていうと、他の人にはすごく話しにくいんだけど、この場では自然と話すことができました。

きっと場の雰囲気がいいんでしょうね。

この自己紹介の時に、ナビゲーターの先生から

「太陽さん、声がいいですね~!すごく穏やかで安心する声です」

って言ってもらえました!!い、いやあ…そんなー。先生にそう言ってもらえるとはめっちゃ嬉しいですねー。なんか照れますなあ……。

他者の話を自分のものにするワーク!?

次は、演劇ワークショップならではのメソッドをしました。

その名も、「他者の話を自分のものにしよう!」です。…すみません、僕が勝手に名付けました笑

どういうものかというと、まず二人一組に分かれ、お互いに自分の経験談を話します。で、ここからが本番。相手から聞いた話を、まるで自分が本当に経験した事のようにみんなの前で話すんですね。

これは演劇においては重要なものらしいです。相手の気持ちとつながって感情移入し、役作りに活かす練習。確かに演劇では、全くの別人を演じる訳です。

人数の関係で、僕はナビゲーターの男性の先生とペアになりました。話のお題は「冬の思い出」です。

その先生のお話が、もうすごく面白かった!やっぱりプロの俳優さん、話し方も面白いし、上手いなあ。さすが、違いますねー。

僕は、ロードバイク・冬のヒルクライムで、上りにめちゃくちゃ汗をかいて、下りでそれが一気に冷えて、凍えて死にそうになった思い出話をしました。

本番では、先生がそれを見事に話してくれて…うん、やっぱりすごいわ。僕は先生の思い出話を自分の事として話しました。なかなか難しかったけど、普段ぜったいやらない事なので、こんな経験できることがありがたいです。

うん、めちゃくちゃ楽しいわ。

まとめ:どんどん楽しくなってきた

こうして、今回も3時間のプログラムがあっという間に終了です。

なんて言いますかね、どんどん楽しくなってきましたよ。自分でも不思議です。

前回も書いたんですけど、僕は人が怖い対人恐怖の時期もあったし、人との関わりをなるべく避けてきたんですよね。

ですがこうして、演劇ワークを通して人と関わると、すごく面白くて楽しいし、「人の温もり」みたいなものを感じるんです。

もっと人と関わってみたい、そう思いましたね。

これまで、何とか就労しようとして、そのたびに挫折してきたんですけど…こうして人と関わることが、もしかして就労の一番の近道かもしれない?って。

ということで、3日目も楽しみです!

【この記事の3つのまとめ】

①ストレッチ、呼吸法、他者との話の交換など、盛りだくさんのワーク

②自己紹介でみんなの事も知れたし、演劇ワークがどんどん楽しくなってきた

③人と関わることが、就労の一番の近道のような気がする

太陽