太陽です。
13回目のサポステに行ってきたのですが、そこから自分でも驚くべき動きがありました。
とある会社の面接を受けに行く事を決め、応募したのです。
2019年5月よりサポステに通いながら、今回で13回目。就職活動の準備は進めていたものの、実際に面接に行ったりするのは、正直もう少し後になるかな…と思っていました。
それがどうして、突然面接に行こうと思ったのか?どういった流れで勇気を出して行動につなげたのか?自身の心を振り返って、心の流れを整理してみました。すると、意外な気づきがあったのです。
今現在ひきこもっていて、なかなか動けない人の役に立つことができるのでは…と思ったので、サポステの13回目の面談と合わせて記事にしていきたいと思います。
目次
2020年。1月~2月初頭は、ずっと調子が悪かった
前回12回目のサポステの時は、履歴書作成の注意点を教えてもらうと共に、僕の心の迷いを話しました。2020年1月上旬の事です。
(その時の記事はこちらをどうぞ↓↓)
それから今回のサポステまで4週間の時間があったのですが…年始早々に風邪をひいて体調を崩してしまった事と、心の迷いが解消されないまま具体的な行動も起こせずにいた事も重なって、久しぶりに気持ちが沈んでいました。
2019年11月に引っ越しをして一人暮らしを始めてからは、初めての落ち込みと言っていいかもしれません。
それでもなお、動けない自分。そんな自分自身に感じる、ある種の情けなさ。ただ時が無意味に過ぎていくように思えることへの焦り。
そんな中迎えた、13回目のサポステでした。
相談員さんに、この心の悩みを話してみようと思い、サポステへと向かいました。
13回目のサポステの雑談
いつものように10分前にサポステに到着し、面談の時間を待っていました。ですが、気持ちはどことなくどんよりしています。
相談員さんが来て、面談がスタート。僕も相談員さんも同じロードバイク好きという事で、毎回例外なくロードバイクの話から面談が始まります。雑談はコミュニケーションの練習にもなりますし、何より人間関係をスムーズにする力があります。
今回は、1月の間のロードバイクの練習はどうでしたか?という事が話題に。
僕はひたすら近くの峠に練習に行っていることを話したら、相談員さんは室内でのトレーニング【ローラー】ばかりしてるそうです。
お話を聞くと、マンションの中でけっこうローラーを回しているそう。ローラーって、けっこう音がうるさいのですが、今のところ騒音の苦情も来ていないとのお話でした。
僕も引っ越す前は実家でローラーをブン回していたのですが、引っ越してからは騒音・振動が気になり全くやっていません。
ですが相談員さんの話を聞いて、『もしかして、ちょっとくらいなら大丈夫?またローラーをやってみようかな…』と思ってしまいました!
本題に入り、僕の心の不安、迷いを話した
雑談が終わり、就職活動の話になりました。相談員さんが「この4週間で、就職に向けて何か動きがありましたか?」との質問があったので、この1か月の心の迷いを話すことにしました。
※ロードバイク関係の仕事で本当にいいのだろうか、という気持ち
※就職活動に対する不安
※不安とどのように向き合っていくか
など。
1:自転車関係の仕事への不安・迷いについて
ロードバイク関係の仕事をすることへの不安は、年末に行ったオーバーホールにより先鋭化しました。
(その時の記事はこちらをどうぞ↓↓)
相談員さんの答えは、「仕事前に自分でハードルを上げなくていい」というもの。
ロードバイクの整備が下手だったため、『自分には向いていない』という気持ちになってしまいましたが、仕事になるかどうかは会社が決める事であって、自分が決めなくてもいいですよ、との事。
なるほど、確かに自分でハードルを勝手に上げている節はあります。
それに、ロードバイクの仕事は組立整備だけではなく、接客・販売であったり、宣伝や走行会などの普及活動も仕事の一つ。もう少し視野を広げてみましょうとのことでした。
2:ほかの仕事への興味について
前回、ロードバイクの他に、ブログを運営していることから文章を書く仕事に興味がある、という事は話しました。それに関しても、自転車に絞る必要はないし、興味のレベルもどんどん変わるものなので、考えすぎず柔軟にいきましょうというお話でした。
3:今の支援団体から、ほかの会社に行く事の不安
ひきこもり支援団体で働きだして5年になりますが、他の会社に移る時は必ず不安は感じるもの。今の環境が変わるという事は、誰だってそうなって当たり前という事です。
特に、今の支援団体で仕事をさせてもらえている事はとてもありがたいですが、ほかの会社に移るとなると、どうしても【見えない壁】を感じてしまうんです。
今の職場で週1,2回仕事をしながら、ほかの会社でアルバイトで仕事を入れてみるなど、一気に環境を変えるのではなく徐々に足場を移していくこともできる。
グラデーションの期間を設けることもできるので、そこも難しく考えなくていいですよ、というアドバイスです。
また、【何に対して不安を覚えるのか?】一つ一つ洗い出して、対処方を考えていきましょうというお話になり、13回目の面談は終了しました。
1枚の求人票から、突如として面接に応募する
次回は3週間後の2月の下旬に面談の予約を取り、帰路につきます。
サポステへは継続して通っているものの、特にここ3,4回の面談は同じような内容に終始して、あまり前に進んでいない事に焦りを覚えます。
就職活動への不安を話し、アドバイスはもらうのですが… 肝心の【求人に応募して面接に行く】という具体的な行動には結びついていないんです。
どうしても不安が出てきてしまい、なかなか動けない。そして今回の面談も同じような内容でした。不安な気持ちを話して、似たようなアドバイスをもらって終わり、という感じ。
このブログのサポステ特集、今回も同じような内容になるのか…。家に帰ってからも、心は沈んでいました。
そんな時に、手元に求人の神があるのと思い出しました。 面談の終了間際、相談員さんがくれた求人です。相談員さんは毎回、色んな求人を調べて持ってきてくれるんですね。
それをちょっと見てみることにしました。
上手く言葉にできないのですが…その求人を見ていると、自分の中で突如として、『よし、ここに応募してみよう』という気持ちが湧いてきたんです。そして、すぐに応募しました。
正直、自分でもこんな風に行動を起こすとは思っていませんでした。そして不思議なことに、心の迷いも全くありませんでした。とにかくやってみよう、面接を受けてみようという気持ちだけがありました。『やっていく中で考えるべき事が出てきたら、その時に考えよう』と思ったんです。
この記事のまとめ:時が来れば驚くほどすんなり動ける
サポステ前の気持ちが沈んだ状態→13回目のサポステ→そこから突然の行動という流れを書きました。不安で迷ってる時は、中々動けないものですが、いざ行動する時って案外簡単に動けるものです。
この言い方が正しいかどうか分かりませんが…一種のあきらめというか、心の中の雑念が静まって『もうやるしかないかな』という感じになったんです。
そんな境地になった裏には、ある事の積み重ねがありました
次回は、なぜそんなにすんなりと行動を起こせたか?行動につながった「ある事」の積み重ねについて書いていきたいと思います。
続きはこちらをどうぞ↓↓
太陽