気づき

鬼滅の刃の名言に学んだ、人生を自分で切り拓くために必須の事とは

(引用:鬼滅の刃(集英社・ufotable)吾峠呼世晴)

太陽です。

現在、巷で大人気の「鬼滅の刃」。老若男女問わず、心を揺さぶられるメッセージがこの作品にはあり、社会現象にまでなっていますね。

僕もアニメと映画を観て、『人生は色々と辛い事も多いけど、頑張って生きていこう』という勇気をもらえた作品です。

元ひきこもりが鬼滅の刃を観たら、人生がものすごく変わった話太陽です。 現在、空前のブームになっている鬼滅の刃。劇場版も公開されていますし、鬼滅の刃の情報を見ない日は無い程ですよね。 ...

そして鬼滅の刃には、人生を強く生きてくためのヒントになるような【名言】の数々が散りばめられているんです。

今回は、僕が惹かれた鬼滅の刃の名言をご紹介しようと思います。

きっと、引きこもり脱出だけでなく、生き辛さを克服したり、一歩前に歩みだす力になると思っています。

目次

冨岡義勇の名言:「生殺与奪の権を他人に握らせるな」

今回紹介する鬼滅の刃の名言は、人気キャラクター冨岡義勇の言葉から。

「生殺与奪の権を他人に握らせるな」です。

(引用:鬼滅の刃(集英社)吾峠呼世晴)

鬼滅の刃のかなり最初の方に出てくる言葉ですし、インパクトもあるので、知っている人も多いかもしれませんね。

ちなみに冨岡義勇は、僕が鬼滅の刃で一番好きなキャラクターです。

僕はとあるインスピレーションを、この言葉からもらったんです。僕の解釈をお伝えする前に、「生殺与奪の権」の言葉が出た状況と、一般的な解釈を書きます。

言葉が出た時の状況

物語の序盤。主人公である竈門炭治郎が家を留守にしてる間に、家族が鬼に襲われ、殺されてしまいます。

唯一、妹の禰豆子は生き残ったものの、鬼に変えられてしまった。

そこに、鬼狩りの剣士・冨岡義勇が現れて、鬼になった禰豆子を切ろうとします。

ですが炭治郎は、家族である禰豆子をどうか切らないでくれ…と、冨岡義勇に土下座をして頼むのですが…そこで冨岡義勇が放った言葉が、今回の名言「生殺与奪の権を他人に握らせるな」です。

一般的な解釈

この言葉を普通に解釈すると、

・弱いという事はとてもみじめで悲しい。弱ければ、大切なものすら守れない

・弱者は強者の好きなようにされてしまっても文句は言えない

・それが嫌なら強くなれ

という感じですよね。

きっと冨岡義勇も、「悔しいなら強くなれ!」というメッセージを炭治郎に伝えたかったのでは?と個人的には思っています。

ですが僕はこの冨岡義勇の名言に、それ以外の独自の解釈をしていたんです。

僕は、自分が引きこもっていた頃の事を思い出していました。

僕は、引きこもりを親のせいにしていた

僕は20歳~30歳くらいまで引きこもっていました。引きこもりになった原因は色々あると思うのですが、個人的には親の影響が大きかったと思っています。

引きこもっている時は、ものすごく自分がみじめですし、対人恐怖もあって人が怖いし、とにかく生きていることが辛かったんです。

そして、『どうして引きこもりになってしまったのか?』『どうしてこんなに苦しい思いをするのか?』を考えた時に、

『親のせいだ!』

『親の育て方が悪かったから、僕はこんな風になってしまった!』

と思い込んでしまったんですね。

自分が引きこもりになったのは、自分の人生が上手くいかないのは、全て親のせい…という訳です。

引きこもりから出てきた後も、何か嫌なことや辛い事があると、いつも親や他人のせいにしてました。

引きこもりになったのは、自分自身の責任も大きい…?

でもある時、ふと思ったんです。確かに僕は引きこもりになったし、辛い事ばかりの人生になってしまった。

だけど、それは本当に親だけの責任なのだろうか? 100%親が悪いのだろうか?

いや…きっと親だけの責任ではない。確かに、親から影響を受けた部分も大きいのは間違いない。

だけど、僕はいつも親のせいにして、自分の人生を自分で変えていくような努力を何一つしてこなかった。

もしかすると、自分の人生が上手くいかないのは、自分に責任があるのではないか?

それから、自分の責任というものを考えるようになったんです。

自分の目の前の現実は、他でもない自分自身の選択の結果、形作られたものである…と。

それは決して他人のせいではない。自分の責任です。人生は、自分の責任で生きていかなければいけないのだと。

人生を他人のせいにするのは、生殺与奪の権を他人に握らせる事と同じ

話を冨岡義勇の名言「生殺与奪の権を他人に握らせるな」戻します。

僕は、物事を他人のせいにする事こそ、生殺与奪の権を他人に握らせる事だと思うんです。

例えば、幸せになれない事を「あいつのせい」と思い続けるのは、自分の幸せを他人が握ってるのと同じ状態ですよね。それで果たして幸せになれるでしょうか?

引きこもっている事を親の責任にしていたのも、親に生殺与奪の権を握らせていた事に他ならない。

人生を他人のせいにしてしまうと、自分の人生を他人が握っている事になってしまうんです。

冨岡義勇の言葉を聞いて、「人生を他人のせいにするな!」と言われているような気がしました。

まとめ:自分の責任でいきていこう

物事を他人のせいにしてしまうと、本当に苦しいし、なかなか上手くいかなくなってしまいます。

人生を他人のせいにしてしまうと、心理的にはすごく楽だけど、それでは前に進めなくなってしまいます。

生殺与奪の権を他人に握らせるのではなく、自分で握りましょう。

それはすなわち、自分の人生に責任を持つという事です。自分の人生に自分で責任を持って初めて、人生が切り拓かれていくのではないでしょうか。

他にも鬼滅の刃の名言を、またご紹介していければと思います。

【この記事の3つのまとめ】

①引きこもり時代、全てを親のせいにしてた時は、人生が上手くいかなかった

②物事を他人のせいにするのは、生殺与奪の権を他人に握らせることと同義

③「自分の人生は、自分が責任をもって生きていく」と決める

太陽