引きこもりからの就職を目指す修羅、太陽です。
頑張って就職して、人生を変えましょう。
今回は、若者サポートステーション(通称サポステ)に初めて行ってきて、初回の面談を受けてきたお話です。
サポステに行ってみようかと思ってるけど、どんな所か分からず、一歩を踏み出せないあなたに、サポステってこんな所だよ~というのを全力でお伝えしていきます。
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目次
約束の時間に遅れないように
約束の時間に、サポステに行きます。
もし、急用で行けなくなったり、遅刻しそうな時は、必ず連絡をするようにして下さいね。
私はサポステの開所する一番早い時間に予約を取りました。
遅れてはいけないと思って、時間に余裕を持って行ったのですが、20分以上待ちました。
ちょっと早すぎたかも。
あんまり時間ぎりぎりは、あせるので良くないですが、5分前くらいに到着すれば十分だと思います!
サポステの前に、机と椅子があったので座って本を読みながら、時間を待ちました。
時間が近づくにつれ、緊張感も出てきました。
時間になったら、こっちから門を叩くのか、担当の方が声をかけてくれるのか?
分からなかったのでどうしよう?と思ったのですが、担当の方が呼んでくれました。
そのままサポステの中に入っていき、面談が始まりました。
面談の冒頭は、サポステに来た経緯を話す事から
これは、人によって違うと思います。
例えば、すでに「働こう!」と思っていて、積極的に就活をしたい人と、働きたいけど、働くのが怖くて、カウンセリング的な相談から始めたい人では、全然違います。
私のスタンスは、
・「働きたい、という意志は持っていて、積極的に動いていきたい
・だけど元引きこもりなので、不安感も強く、相談に乗ってもらいながら就活したい
と言う感じ。
ここは、あなたがどんなスタンスで進んでいきたいか、一度明確にしておくと進みやすくなると思います。
面談の冒頭、まず最初に聞かれたのが、
「今現在のあなたの状況」
と、
「どんな経緯があってサポステに来られましたか?」
と言うものでした。
ここは、見栄を張ったりせず、正直に答えました。
・元引きこもりで、今は引きこもり支援団体で週3日働いている
・でも年齢が現在36歳、もうすぐ37歳になるので、だいぶ焦りが出てきたこと
・就職に向けて不安な気持ちはあるが、がんばっていこうという気持ちになっていること
などなど。
そのほか、「焦りがあるという事ですが、具体的にどんな感じですか」と聞かれたので、
・親が年を取ってきて、いつまでもいないと強く思うようになった
・年齢的に、何とかしないといけないと思った
と、ここも正直に話しました。
どんな仕事をしたいか、興味あることの話へ
私は、趣味でロードバイクをしてるので、自転車に関係のある仕事に、すごく興味があるということを話しました。
すると、興味があるのはとても良いこと、ということで自転車関連のどんな仕事があるか、実現する・しないは別として、色々案を出して頂きました。
例えば、自転車ショップで自転車の整備をしたり。
自転車のなにかパーツを製造してる会社だったり、自転車のイベントを企画・開催する会社だったり。
自転車から派生して、けっこう色んな仕事があるんだなあと、目からうろこでした。
ここでは、何か少しでも興味があれば、積極的に話してみると良いと思います。
WEB・IT関係、物を作る仕事、接客業、福祉・介護など。
興味があればどんどん開示してみて下さい。
働くことへの不安が話題に
次は、私の方から、色々興味はあるんだけれど、
どうしても働くことに対して不安がつきまとう・・・と言う相談をしました。
・元引きこもりである事実に引け目を感じてる事、引きこもりに理解が全く無い所だと不安
・例え働き出せたとしても、定着して長くやれるか心配
など・・・。
それには、
・最近企業側の考えも色々変わってきて、柔軟な所も増えてきていること、
・自分の興味あること・自分の出来そうなこと・企業側の求めることの3つが一致すれば、比較的マッチングしやすいと言うこと
・職場に定着するための支援も行っていること
など、自力での就活では知れなかった情報を話して頂きました。
その話を聞いて、不安や焦りがゼロになったわけではないですが、
結構やっていけそうかも?と言う気持ちにはなれました。
心配・不安があれば、遠慮せずに、何でも話してみる方が絶対いと思います。
具体的に、働くという事に関しての話
次は、働くという事について、色々な働き方があるということを話して頂きました。
これも、私にとっては本当に目からうろこでした。
働くというと、いきなりフルタイムでガッチリ!と言うことだけを考えていたのですが、
もっと柔軟に考えてみてもOK、と言うことらしいです!
・週2日から始めて、だんだんと体力をつけてから日数を増やしていくのもいい
・一日フルタイムではなく、もう少し短い時間からでも大丈夫な会社もあったりするらしい
あまり決め付けずに、探していけば良い、と言うお話でした。
また、出来れば一般就労を目指しているが、不安感が強いので、場合によっては障害者雇用も考えている、と言うことも正直に話してみました。
障害者雇用の場合は、必ず障害者手帳(私の場合は精神障害)を取らなければいけない、
そういった働き方もある、社会の考え方も少しずつ変わってきている・・・と言うお話でした。
雑談なんかも話した
就活・仕事の話だけでなく、趣味の自転車の話なんかもしました。
雑談も重要なコミュニケーションの一つなんだな、と言う感じ。
サポステの方との相談も人間関係の1つ。
サポステに行って話すだけでも、かなりの訓練になる、と思いました。
そのほか、ゆくゆくは一人暮らしをしたいと話したら、一人暮らしについての具体的なお金の話や、準備のお話などもしてくれて。
一つ一つの話が、役に立つと思いましたね。
最後に、サポステの利用規約について詳しく聞いた
サポステを利用するには登録が必要なのですが、利用するに当たっての規約を、かなり細かくお話頂きました。
これは多分、利用者に詳しく説明すると言うのは、サポステさん側の義務としてあるんだと思います。
詳しく話を聞いてから、利用規約に署名をしました。
また、利用規約には、
・最終学歴(中退も選べる)
・就労経験(正社員をしたことがあるか、非正規のみか、仕事をしたことがない、など)
・最後に就職をしていた期間
なども書く必要があります。
普通に正直に書けば良いですね。
これで、正式にサポステを利用する準備が整いました。
次回の予約も取りました。
どんな人が担当をしてくれる?
私の初回面談を担当してくれた方は、40代前半~半ばくらいの男性でした。
とても話しやすく、親身になって聞いてくれたので、ありがたかったです。
次回からは、キャリアコンサルタントの資格を持っている、別の方が担当についてくれるそうです。
サポステの初回面談を終えての感想
一番思ったのは、行ってみて良かった、と言うことです。
引きこもり・ニート・心がしんどい人でも、理解のある方がお話してくれますし、だいぶ気持ちが楽です。
また、仕事・働くという事に関して、家にいたら知ることの出来ないお話をして頂けるので、勉強にもなります。
頑張ってやっていこう、という気持ちになれて、心強いです。
自力就活だと、こうは行かないでしょう。
サポートを受けるのは、元引きこもりにとってはありがたいと思います。
サポステを利用するにあたっての注意点
初回の面談で感じたことの一つなのですが・・
サポートをしてもらえるのは非常にありがたいけれど、やはり
最終的に動かなければいけないのは自分自身
ということは感じました。
サポステの方が、なんでもかんでもお世話をしてくれる訳ではないんです。
なので、自分自身の「やってみよう!」という気持ちがあって初めて、サポートも生きてくるんじゃないかな、と思いました。
また、面談をしてくれる方との相性も、もしかしたら合う・合わないがあるかもしれません。
そこについては、次回以降担当してくれる方が変わるので、ご報告したいと思います。
この記事のまとめ
・不安があっても大丈夫
・働いてみようと思ったら、相談に行ってみよう
・自分の気持ちを、不安や心配事なども含めて、正直に話そう
・いくらサポートをしてもらえるとはいえ、やってみようという自主性が大切
太陽