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住民票に印鑑登録証明も!賃貸契約の必要書類は早め早めに準備しよう

太陽です。

今回は、マンションを契約する時に必要となる書類について書いていきたいと思います。

入居審査に合格し、入居予定日を決定すると、それに応じて賃貸業者が契約書を作成してくれるので、お店まで契約書を取りに行きます。

その契約書に必要事項を記入し、その他の書類とともに再びお店に提出するのですが…マンション契約に必要な書類って、実はかなりたくさんあるんです!

一つ一つご紹介しますので、初めて賃貸契約をする時の参考にして頂ければと思います。

目次

お部屋の賃貸契約に必要な書類・一覧

1賃貸契約書

2印鑑登録証明

3住民票

4運転免許証(身分証明)

5顔写真

6口座振替用紙

7在職証明書

8火災保険申込書

9確約書

10一人暮らしサポート申込書(※任意)

11保証会社契約書

12反社会的勢力でないこと等の確約書

13NHK受信契約書

以上の13点が契約に必要な書類になります。これらの契約書+初期費用を払うことで、初めて契約が成立します。

(※マンション契約に必要な初期費用は、別途記事で詳しく紹介します)

それでは早速、この12の書類を一つ一つ詳しく見ていきましょう。

1:賃貸借契約書

マンションの賃貸契約で、核となる書類です。この書類は借りる側だけでなく、貸す側も署名と実印を押さなければなりません。

【双方の合意のもとで契約しました】という形になる訳ですね。

引っ越してから1週間ほどすると、貸す側の実印が押された完成形の契約書類が送られてくるので、大切に保管しておきましょう。

2:印鑑登録証明書

印鑑を、住んでいる市区町村で登録することを【印鑑登録】といい、印鑑登録の手続きが済んだ印鑑を【実印】と言います。

実印は法的な効力を持ち、人生の大きなイベントの時に必ず必要になるもの。 例えば、マイホームを購入する時、生命保険に加入する時、親の遺産を相続する時…などです。

不動産の契約をする時も必ず実印が必要になりますが、それはマンションの賃貸契約も例外ではありません。保証人に実印を押してもらわなければならないのです。(※僕の場合は父)

で、押してもらった実印が『間違いなくホンモノですよ』というのを証明してくれるのが、今回必要となる【印鑑登録証明書】という訳です。印鑑登録証明書がないと、いくら実印を押しても全く効力を持ちません。

実印は、印鑑登録証明書とセットになって初めて、法的な効力を持ちます。父親にお願いして、市役所で印鑑登録証明書を交付してもらってきました。

ちなみに、僕の住んでいる所では1通300円の料金がかかります。

3:住民票

これもマンションの契約に必須です。身元の確認のために使われます。

市役所に行けば、発行してもらえます。僕の住んでいる所で、1通300円でした。

僕の場合は住む部屋が内定してから、実際に引っ越すまで2か月以上間がありましたが、すぐに取りに行って準備しておきました。後で慌てないためにも、準備は早め早めをおススメします。

4:運転免許証(身分証明書)

身分証明書で最も有効で使い勝手の良いものは、やはり運転免許証ですね。僕は26歳の引きこもりから出てきたばかりの時に、かなり苦労して取りました。10か月近くかかりました。

その後は、TSUTAYAでDVDを借りるときも、楽天銀行の口座を作る時も、いろんな場面で免許のお世話になりました。そして、今回も役に立ちました。

引きこもっているけどゆくゆくは運転免許を取りたいと思っている人は、時期が来れば取りに行く事を強くお勧めします。めちゃくちゃ便利ですよ。

もし運転免許証がない人は、【健康保険証】【パスポート】【マイナンバーカード】などでも身分証明として使うことができます。

5:顔写真

運転免許証にも顔写真が載っていますが、それ以外に顔写真が必要でした。

お店のスタッフさんに聞いた所、「マンションのオーナーさんが、新しい入居者の顔を知るため」に必要だそうです。

6:家賃の口座振替用紙

マンションの家賃を口座から引き落とすために必要です。

口座のある金融機関に届出ている【銀行届出印】を押さなければなりません。

7:在職証明書

「仕事をしています」という事を証明する書類です。僕の場合引きこもり支援団体のスタッフをしているので、在職証明書を上司に書いてもらい、ハンコも押してもらいました。

僕の場合はこれだけで済みましたが、もっと厳しいところだと【収入証明書】がいるみたい。会社の源泉徴収票とか、個人事業主の人は確定申告書などですね。

基本仕事をしていないと、マンションの賃貸契約ではかなり不利になります。ですが銀行の預金残高がかなりあれば、通帳を見せることによって賃貸契約はできるみたいです。

8:火災保険申込書

賃貸契約をするときは、必ず火災保険に入らなければなりません。任意ではなく強制です。

僕が入ったのはアソシアという火災保険でした。自分で選んだのではなく、賃貸エリッツが用意してくれた保険です。

火災保険とありますが、火事だけでなく、様々な状況において損害が生じたときに、保険金を支払ってくれるみたいです。

例えば…

※空き巣に入られて現金を盗まれてしまった

※自転車に乗ってる時に、歩行者にぶつかって、怪我をさせてしまった

※洗濯機のホースが外れて、下の部屋を水浸しにしてしまった

などなど。状況によって、保険金がもらえるかどうかが決まるので、チェックしておくといいかと思います。

僕の場合ロードバイクに乗っていているので、もし誰かを怪我させてしまった場合、保険金がもらえるみたいですね。

ちなみにこの火災保険は1年で6500円、2年で13000円の保険料がかかります。初期費用として、一括で支払わなければなりません。(1年か2年かは選べます)

それにしても…

1回の洗濯のミスで、1100万円の損害とか恐ろしすぎん!?

9:確約書

※ゴミ出しのルールを守ります

※駐輪場の使用ルールを守ります

※騒音は立てません

※定期的に部屋を換気したりして、綺麗に部屋を使います

…といったことを守ります!という書類です。守れないなら、あなたの契約を解除する事が出来ます、という事も書かれていますね。

借主も保証人も、署名とハンコが必要です。

10:一人暮らしサポート申込書(任意)

ふつう、一人暮らしをしていて何か問題が起こったときは、マンションの管理会社に連絡をして対処してもらいます。でも、連絡できる時間が10:00~17:00に限られるなど、色々制約があります。

この一人暮らしサポートに申し込めば、365日24時間、暮らしのトラブルに対応してもらえます。

ですが2年間で税込み22000円もかかります。

僕は迷ったのですが、『普通に暮らしてれば、大丈夫やろ』と思って、申し込みませんでした。他のところでも同様のサービスはあると思いますが、基本必要ないと思いますね。

保証会社の契約書

マンション賃貸契約とはまた別の契約です。

少しややこしいのですが、マンション管理をしている会社と契約をして、安心して住めるようサービスを受けるという感じです。

僕のマンションの場合は【エリッツ建物管理】という保証会社なので、賃貸エリッツの子会社ですね。

で…この保証会社との契約が、結構お金がかかります。1年ごとの更新で、毎年1万円もします。一人暮らしはとにかくお金が出ていきます…。

12:反社会勢力でないこと等の確約書

端的にいうと…

※私は暴力団関係者等ではありません。

※マンションのお部屋を、暴力団関係者等の事務所にしません

※大声をあげたりして、周りの人を不安にさせたりしません

※もし約束を破った場合は、あなたの賃貸契約を解除する事ができます

ということを確約する書類です。

13:NHK受信契約書

NHKはテレビを見るなら契約は必須ですね。僕は普段テレビをほとんど見ない人で、マンションにもテレビは置かない予定でした。でもスマホはエクスペリアなのでワンセグ機能も一応ついてるし、仕方なく契約書を提出しました。

NHK…本当に止めてほしい。どうしてテレビを見ない人間から受信料を取るんだ。

NHKのものはNHKのもの。ワンセグがあればNHKのもの。あなた達は合法的なジャイアンですか!?

契約書を書く時の注意点

契約書は、借りる人・保証人それぞれが記入する欄がありますが、どちらも「自筆」で書かなければいけません。

例えば僕の場合、保証人は父ですが、父の署名の欄を僕が記入すると無効になってしまいます。保証人には実印だけ押してもらえばいいという訳ではないんですね。

それと、もし記入をミスしてしまったら、訂正印を押さないといけないなど手間が増えます。ゆっくり時間を取って、落ち着いて丁寧に書いた方が良いと思います!

この記事のまとめ:丁寧に契約書類を書こう

今回は、マンションの賃貸契約をするときに必要となる書類をご紹介しました。ものすごく数が多いですよね。ですがエリッツのスタッフによると、

「これはまだ少ない方です。別の所だと、もっともっと書類がいりますよ」とのことでした。

これで少ない方だったんかい!!ですが、これからいよいよ一人暮らしが始まる、その契約のための書類。一つ一つミスなく丁寧に書くのが大切だと思います。

もし契約書類に不備があると、書き直しになったり、何度も賃貸のお店に行かなければならないなど、無駄な時間も増えてしまいます。

一発でパスして、同時に他の準備も進めていきましょう!

太陽