サポステ

サポステ11回目。「柔軟な就活」で、自分に合った会社を探そう!

太陽です。

今回は第11回目のサポステです。一人暮らしを始めて3回通ったサポステの3連続ブログ化の2回目。

(前回・サポステ第10回目はこちらをどうぞ↓↓)

サポステ10回目。いよいよ就活に向けて具体的な動きが出てきました太陽です。 久しぶりの、サポステでの活動の記事です。 しばらく記事にできていないのですが、面談には継続して通っています。 ...

一人暮らしを始めてからのサポステで、就活に向けて具体的な動きが出てきています。気持ちも就活に向かっているので、この流れを大切にしていきたいですね。

今回の面談では、具体的に自転車ショップを絞り込むだけでなく、実際に就職活動をする時のポイントや、考え方なんかを相談員さんから教えてもらいました。

その話がとても勉強になったので、ぜひお伝えしたいと思います。

考え方の基本は、【柔軟に就活する】ということ。

この考え方は就活だけでなく、日常生活にも非常に役に立ちますし、このブログの後半にも出てきます。覚えておいて頂ければと思います。

目次

リストアップしてきた自転車の求人を見てもらう

前回相談員さんとお話した通り、ネットで自転車関連の求人を調べて、興味のある6社をまとめて相談に持っていきました。 ロードバイクの専門ショップもあれば、ママチャリなどのシティサイクルも扱ってるお店まで、色々リストアップしたんです。 すごく興味のある所から、一応興味のある所まで、6社の求人です。

こうして求人を探すのも、就職活動の大きな一歩でしょうか。

相談員さんもロードバイク好きなので、求人の会社はご存じの所ばかりの様子。なのでスムーズに話をする事が出来ました。

その6社の中には、正社員の求人もあれば、バイトの求人もあったのですが…

興味ある会社をピックアップしていく中で、ある悩みが出てきたんです。

ここで、相談員さんに悩みを相談してみることにしたんです。

正社員か、アルバイトか。どちらを選ぶ?

僕のように、引きこもりから外に出てきて就活をする時は、この事で悩む方も多いのではないでしょうか? そう。

【いきなり正社員を目指すか】もしくは【アルバイトから初めて、慣れていく】かという悩みです。

僕も、一体どっちがいいのだろう・・・とすごく悩みました。

・今のひきこもり支援団体の仕事を続けつつ、空いてる日にアルバイトを入れていくのか?

・いきなり正社員に挑戦して、一気に行くのか?

気持ちとしては、いきなり正社員を目指したいのですが… これまでの経験上、最初は『やれる!』と思っても、それは最初のうち。

けっこう無理してしまって、しばらくするとしんどくなって続けれなくなる事が多かったです。僕の場合、【3か月】くらいでその壁がやってくる事が多いんです。

なので最初は、【引きこもり支援団体での週3の仕事】+【アルバイト週1~2】くらいから始めるのが良いのかな、と思いました。ですが、37歳という年齢を考えると、正社員を目指したい気持ちも間違いなくある。

そのことを相談員さんに話してみたら、まずは正社員とアルバイトそれぞれのメリットデメリットを考える所からアプローチしましょう、という事になりました。

正社員とアルバイト、それぞれのメリット・デメリット

正社員のメリット

・給料が良い

・雇用が安定している

・社会保険などの福利厚生が手厚い

正社員のデメリット

・仕事の拘束時間が長くなる

・シフトに融通がきかない

・求められる仕事のスキルレベルが、バイトより高くなる

アルバイトのメリット

・シフトや勤務時間に融通がきく

・求められるスキルが正社員と比べると高くないので、仕事を始めるハードルとしては低い

アルバイトのデメリット

・給料は正社員より安い

・雇用は不安定

・福利厚生は充実していない

相談員さんと一緒に、改めて整理してみました。こうして見てみると、正社員とアルバイトのメリットデメリットはそれぞれ表裏な関係にあります。

相談員さんによると、アルバイトと比べて正社員は求められるものが多く、「正社員のレベル」が存在するそうです。自分がその仕事においてどのくらいのレベルでできるか、やってみなければ分からないという事でした。

やはり自分に合っているか試しにやってみるのなら、アルバイトから、という事になる感じでしょうか。

何を求められるかは、会社によって全然違う

また、仕事をするにあたって考えるべき事は、正社員とアルバイトの選択だけではありません。

どんな人材を求めているか?どんな理念を持っているか?会社によって全然違うという事を聞きました。

例えば、自転車ショップでの販売の仕事を例に考えると…

「自転車が好きで楽しんでいて、その楽しさを伝えるべく販売をしてほしい」

という会社もあれば、

「自転車のことは全然知らなくてもいいので、とりあえず商品を売ってくれればいい」

という会社もあるそうです。

会社によってカラーが全然違うため、どうしても【自分と会社の相性】が出てくる。もし会社が自分に合わないと思ったら、やめても全然OK。

それが正社員だったとしても、合わないと思ったら、やめても全然OK。

「就職活動や仕事に対して、柔軟に考えればいいですよ!」というお話で、とても勉強になりました。

もちろん、入社して3日でやめるわけにはいかないと思いますが、「仕事は最低3年以上どんなことがあっても続けなければいけない」「雇ってもらった以上、こちらの考えは抑えなければならない」という思い込みがあったので、心が楽になりました。

就職活動や仕事に関して、「柔軟に」考えよう!

話は戻って、正社員を目指すか、アルバイトから始めるかという所です。相談員さんは、そこも柔軟に考えればいいですよ、という話をしてくれました。どちらから始めても、必ず得るものがあると。

・例えば、正社員をやって、もしダメならまたアルバイトに戻ってもいい。アルバイトで経験を積んで、また時が来たら正社員を目指してみるのだってOK。

・先ほどの話のように、会社や仕事が合わないと思ったらすっぱりやめて、新しく探すのだってOK。

・行きたい会社に一度落ちても、別の会社でアルバイト経験を積んでから、再びチャレンジするのだってOK。

『絶対ここで頑張らなければいけない『絶対続けなければいけない』そんなことは考えなくてもいい。柔軟にいきましょう、ということです。

面接には、こちらが会社を選ぶつもりで臨もう

普通、面接というと、【雇う側が立場が上】【雇われる側が立場が下】と考えてしまいがち。ですがここも、面接ではこっちが会社を選ぶつもりで臨めばいい、という事も聞きました。

これも目からうろこの話です。

面接という場は、企業がこちらを選ぶ場というだけではなく、こちらも企業を選ぶ場でもある。

企業はもちろんこちらに色々質問をしてきますが、こちらもいろいろ企業に質問して、『入ってもいい会社なのか?』『ちゃんと働いていける会社なのか?』

こちらが確かめる場でもある。こちらが会社を選ぶ場でもあると。それでダメそうな会社なら、行かなくてもいい。

雇う側も、雇われる側も、立場は対等という事です。

そんなお話もしてもらいました。なるほど…そんな風に思ったことがなかったので、面接の見方が全然変わります。

就職活動の基本は「3つの行動」のサイクル

正社員にしろ、アルバイトにしろ、就職活動は「3つのアクション」を繰り返していく事みたいです。

行動1:選択

自分がしたい仕事、行きたい会社を探す。

行動2:応募

実際に企業の求人に応募する。

行動3:面接

採用を決める面接を受けに行く。

この3つの行動を、良い会社に出会うまで繰り返していく。これが就職活動の基本という事です。

たった1回で、理想の会社に出会うことは難しい。それは宝くじを引くようなもの。3つの行動を繰り返して、経験を積みながら、何社目かで良い会社に出会うのが理想的・・・という事です。

なので、1回2回上手くいかないことは当たり前だし、落ち込むことだってもちろんある。だけど上手くいかなかった事も経験になるし、失敗を繰り返しながらレベルを上げていけばいい。

楽な気持ちで就活をすればいいですよとのこと。

実際はなかなか難しいかもしれませんが、視点を変えるだけで、だいぶ心が楽になれました。

今回のサポステはここまでです。

次回は、実際に履歴書を書いてきて、それを相談員さんに見てもらう。

そしてぼちぼち、行きたい会社を絞って、応募に向けた動きも起こしていきましょう、という事になりました。

この記事のまとめ:就職活動は、とにかく柔軟に

今回11回目のサポステでは、就職活動や仕事に関して、とにかく「柔軟に」考えて行動していこうという事が印象に残りました。

会社によって合う合わないは絶対に存在しますし、自分に合った会社と出会うためにも、柔軟に考えて動いてくことがとても大切だという事が分かりました。

ただでさえ引きこもりを経験して、職歴の少ない人は、就職活動や仕事に関してガチガチに考えてしまうことが多いでしょうし、雇われる側は立場が低いと思いがち。

そこの固定観念を外して、自分に本当にあった会社でやりがいのある仕事に出会うべく、就活を頑張っていこうと思うことができたサポステになりました。

(サポステ第12回に続く)

太陽