太陽です。
新しく始めた仕事ですが、3日目は行く事が出来ませんでした。辞めました。
元引きこもりから一般就労できて、心機一転『頑張ろう』と思っていたのですが、現実は厳しかったです。
今回は、仕事を辞めた3日目の当日の事を記事にします。
備忘録もかねて心の動きを残しておき、次回の就労に活かそうと思います。
目次
3日目、当日の朝の出来事
当日の朝は、いつもより大分早くに目が覚めました。
やはり前日はあまり眠れず、起きた瞬間から体が重いです。それだけでなく気持ちがずっと張りつめている感覚が抜けません。四六時中、緊張しています。
それに、『これから仕事に行かなければならない』と考えると、心まで重くどんよりしてきます。
出来れば行きたくない。それでも、行くしかない。
せっかく引きこもりから頑張ってここまでやってきた。今の職場には雇ってもらった恩もある。辞めたら迷惑をかける…。そう思うと辞める事はできない。
重い心はなるべく感じないようにしながら、出勤のための準備を始めます。
この時点では、まだ仕事に行くつもりでした。ここから極めて重くどす黒い気持ちが湧き上がってきて、それに支配されるとは、知る由もありませんでした。
2日目の挫折を思い出す
準備もできましたが、出勤までまだ1時間以上あります。レジ打ちの練習でもしようかと思いましたが、やる気になれない。
椅子に座って、ボーっとしていました。
すると、仕事2日目の事が何となくよみがえってきたんです。正直、2日目は嫌な事しかなかった。
少しのミスで社会人失格と言われ、その人が怖かった。レジも電話も全くできず、怖かった。やってくるお客さんだけじゃなく、一緒に働く先輩も怖くてたまらなかった。
まるで針のむしろに座っているようで、その場にいるだけでしんどかった。
今日もこれから、そんな怖くてしんどい職場に行かなければならないのか。
ミスを犯したら、また何か言われるのか。
針のむしろの上で、精神をすり減らす事になるのだろうか…。
働くって、いったい何なんだ???
そんな考えがとめどなく頭に広がってきて、止められなくなりました。
すると、出勤して職場に行くのがだんだん怖くなってきたんです。
出勤の時間が迫るにつれしんどく
出勤まであと40分しかない、40分後には家を出なければ。次に家に帰ってこれるのは10時間後だ。
気の遠くなるような長さ。
出勤まであと30分、出勤まであと20分、出勤まであと10分…。
出勤の時間が迫るにつれ、どんどん気持ちが落ち込み、しんどくなってゆく。なんだか絶望的な気持ちになってきた。
自分には、社会人は無理なのかもしれない。このまま消えてしまいたい。
もうそろそろ家を出なければいけない…。
心が折れ、辞める決意を固める
出発の時間が来ました、今ならまだ間に合う。
だけど動けない。職場に行くのが恐ろしいです。
僕には……無理だ。心が折れました。
職場に辞める連絡を入れました。
こうして、元引きこもりから久しぶりの一般就労でしたが、わずか2日で終了する事に。
まとめ:ここから学ぶしかない
久しぶりの一般就労でしたし、年齢的にもだんだん後がなくなってきた感じですし、興味のある自転車関係の仕事でしたし。
今回ばかりは、石にかじりついても続けるつもりでしたし、自分でも『やれる』と思っていたんです。少々嫌な事があっても、何が何でも続けようと。
でも、またしても駄目でした…。
一般就労はこれで何度目だろうか?いつも『今回こそは!』の気持ちでやり始めても、長続きできない。
同じような状況に陥り辞めてしまう。
さすがに今回は落ち込みました…。引きこもり時代から、何も成長していないような気さえします。
一体何で続かないのだろう?何か理由があるのか?ただ甘えてるだけなのか?今の時点では分かりません。
続けれなかった自分に嫌悪感・罪悪感を覚えます。
それと同時に、職場に行かなくていい安堵感という、矛盾した気持ちも感じます。
もう、訳が分からない。自分という存在は、一体何なんだ。
しかし、しんどくなる理由は必ずあるはずだし、今回の経験から学べることもあるはず。落ち着いたら状況を客観的に振り返ってみて、分析したいと思います。
【この記事の3つのまとめ】
①仕事3日目、最初は行くつもりだったが、仕事どんどん怖くなっていった
②最終的には心が折れ、辞める連絡をした。いつも同じ状況になってしまう
③この経験から学ぶことは絶対あるので、分析して何かをつかみたい
太陽