気づき

仕事を辞めた挫折から気づいた、仕事以上に大切な3つの事とは?

太陽です。

頑張って仕事を始めたものの、働けたのはわずか2日間。3日目の朝、心が折れて仕事を辞めました。辞めてからは、最初は相当落ち込みました。自己否定や自己嫌悪、劣等感などにさいなまれました。

ですが、しばらく時間が経って客観的に振り返ってみると、色々と見えてきたものがあるんです。

じっくり自分自身を分析・観察してみると、どうやら悪い事ばかりではなかったかもしれません。

今回は、就労の挫折から得た3つの気づきと、その気づきを今後にどう活かすか?について書いていきたいと思います。

目次

気づき1:一般社会での一般就労は無理

今回の経験でまず1つ目に感じたこと。それは、

【僕にとって、一般社会での一般就労は不可能に近い】

ということ。

少なくとも、今すぐは無理です。少しずつ就労体験などを経験を積み、あと2,3年すれば一般社会で働けるかもしれませんが…。

それほど今回の就労では、とてつもない一般就労の壁の高さを感じました。

働く前は、『今回こそは絶対いける!』と思っていた。だけど、考えが甘かったみたいですね。

特に仕事2日目で感じたのですが、社会人というのは厳しすぎる。一般就労で働くには敏感すぎる。

元引きこもりが仕事を開始2日目 早くも正念場を迎えてしんどい…太陽です。 元引きこもりが一般就労して2日目ですが…早くも厳しい現実に直面してしまいました。 この先本当にやっていけるのだろ...

「社会人」という言葉に切り刻まれるような感じさえしました。

どうして皆、普通に一般就労できるのか?普通に社会人ができているのか?不思議でたまりません。普通に働ける人はそれだけですごいと思えます。

そもそも、「一般社会」「一般就労」「普通」とは何か?

と聞かれれば、明確には答えられません。一体何なのでしょうね。この「一般社会」についてはまた改めて考えてみたいと思います。

とにかく、良い意味で一般就労はあきらめました。

気づき2:しんどくなる根本原因が存在する

そして2つ目に感じた事は、「自分の中に、何かしんどくなる根本原因が明らかに存在している」という事です。

どれだけ仕事を頑張って続けようと思っても、いつも必ず同じような重く苦しい気持ちになり、辞めてしまう。それを一体何度繰り返してきたのか?

最初は、「僕の努力が足りない」とか、「甘えている」とか、「能力がはなはだ劣っている」せいだと思っていました。

しかしどうやら、心のもっと奥に別の、真の原因があるみたいなのです。

そしてそれが、仕事を続けられない事のみならず、人が怖かったり他者の顔色をうかがってしまうという人生全般にわたって延々と続く生き辛さの根本原因ではないかと感じるのです。

心の最深部にある根本的な原因が、今回の仕事を通して発動した。

すると、常に人に見られているような感覚になる。一緒に働く人だけでなく、お店に来るお客さんにも、監視されてるような感覚になる。

全ての失敗が一つも許されないような感覚になる。周りがすべて敵であるかのような感覚になる。

はっきり言って生き辛いです。

しかし言いかえれば、根本原因の存在に気づいたという事は、生き辛さを克服するためのヒントをつかんだという事。今回の就労経験で一番の収穫だったと言えるでしょう。

今後は、さらに自分と向き合い、根本原因を解明していきたいと思います。

気づき3:自分はこれでいいと思えた

最後に3つ目に感じた、とても重要な事。

それは、『自分もけっこう頑張ったんじゃないか?』と思えた事です。

確かに仕事は2日しか続きませんでしたが、今の自分が精一杯やった結果なので、仕方ないな、と。

いつもなら、『またしても駄目だった…』と、ずっと自己否定をしてしまう所ですが、今回は違いました。

なぜか立ち直りが早かったですし、頑張れなかった部分だけでなく頑張れた部分にも目を向ける事が出来ている。

これだけ頑張ってやって駄目だったのだから、『きっと自分には他に違う道があるはず』だと思えたんです。

もう、一般就労だけにこだわるつもりはない。そうすると心が吹っ切れた。

自分はこれでいいんだと、生まれて初めて自分の存在を認めれたような感覚が起こった。

仕事を続けれなかったのにこんな気持ちになるのは不思議です。

何らかの仕事をして誰かの役に立ちたい気持ちも変わらずあります。それが一般就労ではなくても構わない。自分が働ける場はどこかに絶対あるはず。

僕が出来ることを精一杯やればそれでいい、と。

まとめ:生き方を変える時が来た

今回の就労経験から、以上の重要な3つの事に気づきを得ることができました。

これは、仕事をしてみるという経験をしたからこそ発見できたことですよね。

経験をすれば、必ず何らかの結果が出る。その結果から学び、気づきを活かして次に進む。

そう考えると、仕事を辞めた事は挫折も失敗でも何でもなく、次に進むための貴重な経験だったと思えるようになりました。

やはり経験してみる事は大切ですね。

今後も気持ちがしんどくなることは絶対あると思いますが…経験を積み重ねつつ、自分らしく生きる道を探していきたいです。

就労もしたいと思っていますし、何らかの形で仕事をして誰かの役に立てればと思います。

ブログも継続していこうと思います。

38年間生きてきましたが…これまでの生き方を変える時が来たと感じています。

【この記事の3つのまとめ】

①今すぐ一般就労は無理だけど、他に働ける場は必ずある

②心がしんどくなる根本原因が探し、生き方を変えてみる

③経験から得たものを次に活かせばいい。そうすると失敗や挫折は存在しない。

太陽