法則

観察力について詳しく知る 人生を変える3つの力

太陽です。

引きこもりから、気づきを得て、人生を変えていきましょう!

今回からは、「人生に必要なのはたった3つの力」の記事でご紹介した、人生を変えるのに必要な3つの力・・・すなわち

・観察力

・行動力

・継続力

について、それぞれ詳しく見ていきたいと思います。

この記事を読む前に、ぜひこちらの記事を読んで頂ければと思います。

人生に必要なのは、たった3つの力引きこもりからの就職を目指す名も無き修羅、太陽です。 がんばって引きこもりから就職して、人生を変えましょう。 今回のお話は、...

今回は、「観察力」について詳しく取り上げていきます!

目次

観察力が最も大切!

人生を変える3つの力、観察力・行動力・継続力。

 

3つの力は循環しているエネルギーで、三位一体です。切り離す事はできません。

しかし、あえて言うなら、3つの中で一番大切なのが、観察力です。

観察力がまず一番初めに来るべきものです。

 

それはなぜか?

観察をすることにより、自分の状態を正しく知る事が出来るからです。

 

自分の状態をきちんと知っておかないと、いくら行動をしてそれを継続しても、的外れな事を積み重ねてしまう事になりかねないからです。

 

これは僕の経験の実例です。

僕は引きこもり時代、何とか自分を変えないといけないと思って、働こうとしていた時がありました。

しかし、アルバイトを探してくるものの、すぐにしんどくなって辞めてしまい、またすぐに新しいバイトを探してきては、またすぐに辞めてしまい・・・と言う事を繰り返してた時期があるんです。

「自分を変えよう!」と、何度もアルバイトに挑戦した行動力は本当に大切ですし、頑張っていたと思います。

ですが、このときの私は、自分の内面を全く観察できていませんでした。

観察する、と言う事さえ知らなかった。

 

このときの私はどんな状態だったか?

幼少の頃の虐待のトラウマに支配されていて、心の奥底で

「自分は生きてる価値の無いクズみたいな人間」と思っていたんです。

「自分は何をやっても無駄無駄無駄無駄」と思っていたんです。

自分に自信が全く無く、自分のことが大嫌いでした。

 

そんな自分がいるのに、何をやっても意味がないと思ってたのに、

表面の行動でだけ働こうとしても、上手くいかないのは当たり前でした。

 

まさに、自分の状態を全然わかってないのに行動して、的外れな事を積み重ねてしまっていました。

(もちろん、そんな事でさえも気づきのヒントになるので、意味はありますが。)

 

現在は、観察により、自分の潜在意識の奥深くにある自分の観念を変えなければならないと気づきました。

このように観察によって得られるものは本当に大きいです。

ですので最初に、観察について知って、観察の習慣を身に付けてしまいましょう!

観察するって、具体的にどういう事?

それでは、観察するとは、一体どういう事なんでしょうか?

簡単に言うと、私流の解釈ですが、

「対象物と一体化せず、対象物に意識を集中させ、客観的に見る事」

です。

ポイントは、「対象物と一体化しない」と言う事です!

分かりやすく考えてみましょう。

 

例えば、自分の内面にある不安感と向き合うとします。

この時、不安感に飲み込まれてしまうと、自分=不安となってしまい、不安に押しつぶされます。

これが不安と一体化してしまった状態で、不安感に支配されている状態。

一体化してしまうと、もはや不安を観察することは出来ません。

 

不安と一体化しない事とは、不安の存在を認めつつも、自分と不安の間に一定の距離を取り、不安に支配されていない状態です。

不安感がなくなる訳ではないんです。不安は存在してるけど、巻き込まれていない状態なのです。

 

不安と一体化していない状態で、不安に意識を向ける。

そして、主観的な判断を加えずに、不安を見るんです。

 

主観的な判断を加えないとは、「ああ・・・やっぱり不安がある・・・自分はなんてダメなんだ」「きっと、一生不安に苦しめられるに違いない・・・」といった、

善悪の判断を入れないと言う事です!

 

不安に対して解釈を入れず、「今自分は不安感を持っている」「それは、こういう理由から来ている不安だ」と、客観的に見るんです。

これが、観察です!!

少し難しいかもしれませんが。

 

観察が出来るようになると、本当の意味で自分と向き合えるようになります。

不安は、消そうとしてはいけないんです。

消すのではなく観察するんです。

観察とは、光

不安で不安で仕方ない、不安で生きているのが辛い。

でも何が不安なのか分からない。どうすればいいか、わからない・・

 

不安に飲み込まれ、自分と不安を一体化してしまっている状態。いわば、不安という闇の中で、自分を見失っている状態です。

その闇に光を当てるのが、観察です。

 

観察することで、不安と距離を取ることができ、不安に飲み込まれることがなくなります。不安の正体を看破することが出来るようになるのです!

不安にとりつかれてる状態は、真っ暗闇にいる状態と同じ。

そこに観察という光を当てると、闇は消滅します。 

観察=光 なのです。

観察することにより、気づきが生まれます。

気づき=知恵です。

そして気づきから行動が生まれます。

不安をなくすために、具体的な行動が取れるようになります。

観察力は、あらゆる事に応用できる

分かりやすい例として、不安をあげました。

しかし、観察力は、不安だけでなくあらゆることに使えるんです。

自分の持っている観念、思い込み、トラウマ。

そこから生まれるあらゆる人間関係。体験する現実。

観察することによって、ネガティブな感情に巻き込まれる事無く、どう進んでいけばいいかを知る事が出来るようになります。

どうやって観察力を身に付ける?

観察力は、生まれ持った才能なんかではありません。

日頃から少しずつ訓練する事で、誰でも身に付けることができます!

訓練のポイントですが、いきなり身につけようとするのではなく、観察の視点を少しずつ日常に取り入れるのが大切です!

違った視点から物事を見てみる

私たちは普段、同じような物の見方をして、同じような行動をしています。

そこで、「ずっとこうだと思っていたけど、もしかしたらこんな考え方もあるんじゃないか?」

と、あえて違った視点から物事を見てみるんです。

小さなことで構わないので、積み重ねていけば、やがて色んな視点から考えれるようになります。

日常のちょっとした変化に気づく感性を磨く

例えば、いつもと違う道を通って帰ったり、道端の花に意識を向けたり、四季の移り変わりを感じたり。

色んなことに興味や好奇心を向けるようにしてみてください

すると、ちょっとした変化などに、敏感に気づく感性が磨かれていきます。

変化に気づくということが、観察できていると言う事の証明になります。

自分に合った本を読む

僕は引きこもりになり、色々本を読むようになりました。

自己啓発・心理学・ビジネス書・スピリチュアルなどを主に読んでいました。

自己啓発の本なんかは、どうすれば人生を変えられるか、ということがテーマとして書かれています。

そして、人生を変えるためには、まず自分の内面から変えなければいけないという事で、言葉は違えど、観察について書かれている事が多いです。

僕の場合は自己啓発やビジネス書は合ってましたが、

中には小説から気づく人とか、歴史書が合ってるとか、漫画が良いという人とか、

いろんな人がいると思います。

自分に合った本を読んでみましょう。

自分に合った本に出会えれば、観察力がすごく身に付きます。

今後、僕が読んですごく良かった本は、またご紹介しようと思います!

他人の良い所を探してみる

普段、先入観を持って他人を見る事が多いですが、その先入観をひとまず置いて、

違う目でその人のことを見てみます。

この時、他人の良い所を探そうと努力してみるんです。

「違った視点から物事を見る」のと、基本的な考え方は同じ。

違った視点から他人を見ると、その人の良い所がいっぱい見つかるようになります!

人の良い所を探すのは、観察力がないと出来ない。

人の良い所をたくさん見つけられると言う事は、観察が出来ていると言う事になります!

―――

日常に、観察を少しずつ取り入れていく事で、観察力は必ずつきます。

観察力を身につけるのは、才能ではありません。

やるかやらないか、が全てです。

やれば、人生を大きく変える観察力を発揮できるようになります!

この記事のまとめ

・観察力とは、対象と一体化せずに、その対象を客観的に見ること

・観察できれば、不安や恐怖に巻き込まれずコントロールできるので、生きやすくなる

・観察力は、練習を積み重ねで、身に付けれる

 

何度も書きますが、人生で大切な3つの力のうち、最も大切なのが観察力です。

観察出来るようになれば、不安や恐怖に支配されることが少なくなり、引きこもり脱出もグッと近づくはず。

引きこもりでなくても、もっともっと成長していくために、観察力は欠かせません。

あせらず、少しずつ身につけていきましょう!!

太陽