仕事

元引きこもりが仕事を開始2日目 早くも正念場を迎えてしんどい…

太陽です。

元引きこもりが一般就労して2日目ですが…早くも厳しい現実に直面してしまいました。

この先本当にやっていけるのだろうか?不安になってきましたね。

今回は、そんな仕事2日目の様子を詳しく書いてみたいと思います。

1日目の様子はこちらをどうぞ↓↓

元引きこもりが仕事を開始1日目:緊張しっぱなしでとにかく疲れた太陽です。 就職のために色々行動し、仕事の求人に応募したのですが、採用されてついに働くことになりました。 元引きこもりが実際...

目次

2日目スタート

朝はいつも通り、7時くらいに起床。やはり前日はよく寝れませんでした。どうも緊張感があるみたいです。家に居てもリラックスできません。

これから8時間の仕事があると思うと、気持ちもどんよりと重くなりますね…。

ですが、まだまだ2日目!本当に始まったばかりです。この緊張感も、仕事に慣れていない事からくるものに違いない!そう思いながら、家を出て職場に向かいます。

家から職場までの道のりですが、どうも気持ちが沈んでます。

「新しい仕事を、バリバリ頑張ろう!」とは思えません。それどころか、

『あまり行きたくないなあ…』『緊張して疲れるだろうな…』という事ばかり考えてしまう。

職場に到着すると他のスタッフも何人か来てましたが、みんな仲良さそうに話してました。そんなところに自分が行くのは、居心地は何となく良くないです。

これも「新人あるある」でしょうか?

朝の朝礼が終わり、開店準備を済ませ、お客さんがやってくる時間になりました。

2日目スタートです。

今日の課題は、レジ打ちと電話応対

僕の仕事は、1日目にやらせてもらった事務系の業務から。

1日目よりかは勝手が分かっているので、どんどん進めていきます。

今日の目標としては、1日目に全くできなかった「レジ打ち」と「電話応対」をこなすこと。

しかし…この時はまだ、レジ打ち&電話応対で打ちのめされるとは、知るよしもありませんでした。

事務系の仕事はレジ横のスペースでやるですが、レジにはもちろんお客さんも来ます。そのため、レジに買い物のお客さんが来ると対応しなければなりません。

お客さんが来たので、先輩が対応してくれ、僕はレジのやり方を見学という形で見させてもらいました。

だけど、レジの機械の操作が頭に入りません。なんていうか、レジ作業の流れが全く分からないんです。

先輩は簡単そうにやってるけど、自分にはめちゃくちゃ難しく感じます。

『これ、自分に出来るのか?』と冷や汗が出てくる。すると先輩が、

『次からはあなたがやってください』と!!

レジ打ちが全然できない!

『やばい…やばい…やり方が全然分かってないのに、いきなり本番か!?』

次にお客さんが来たら、僕がレジ打ちしなければいけない。そう思うと緊張して震えてきた。

お客さんはいつ来るか分かりません。突然来ることもあれば、しばらく来ない事もあります。

この「いつ来るか分からない」という状況も、不安に拍車をかけます。

出来ればレジやりたくない。お客さん来ないでくれ!…と思っていると、お客さんが来ました。

なんていうか…この瞬間、頭が真っ白になりました。

そして、リアルに体が硬直してフリーズしました。何をすればいいのか、どう動けばいいか、全く思考が働かない。お客さんもそんな僕に気づいたのか、怪訝な顔でこっちを見ている。

見かねた先輩が動けなくなった僕にかわってレジ対応してくれましたが、最初のレジは何もできずに終わりました。

冷汗は止まらないし、すごく嫌な感触だけが残ってしまいました…。

やはり、電話が怖い

次に電話応対。こちらも本日の課題の一つでしたが…やはり電話が苦手ということも、改めて浮き彫りになりました。

正直に言います。電話が怖いです。

電話がかかってくるときの「トゥルルル…」という音を聞くだけで、『ビクッ!!』となってしまう。

なので、かかってくる電話をなかなか取れずにいたのですが。

これも先輩に、「今までの仕事で電話くらい出た事ありますよね?次からは出て下さい」と言われてしまって。

この瞬間から、また不安が増大していきました。『次に電話がかかってきたら、出なければいけない…!』と。

電話も、いつかかってくるか分かりません。いつやってくるのか分からないものを待ち続けるのは、不安でものすごくきついです。神経が張りつめておかしくなりそうです。

そんな中、電話がかかってきました。先輩から言われたので出るしかない。何とか出ましたが、体中に汗をかいていました。

まさか電話1本出る事が自分にとってこれほど大変とは、思ってもいませんでしたね。

そんな感じで、レジと電話をしながら事務仕事をこなしていくのですが、神経が張りつめっぱなしで。

勤務中、ずっと針のむしろに座っているかの様です。

分からない事を先輩に聞きにいったら…

事務系の仕事の途中のこと。探し物がどうしても見つからないという事態が起こりました。

どこを探しても見つからないので、マジで困った。近くの先輩は電話に出たり、接客中だったりと、話しかけられない様子。

なので、少し離れた別の先輩の所に質問に行きました。

「これを探してるのですが、見つからなくて、どこにあるでしょうか?」と。そしたら…

「それがここにあると思う?自分の頭を使って考えなさい。でないといつまでたっても身につかないよ?」

……と言われてしまいました。

あの…まだ入社して2日目、分かる訳ないですし、そこまで言わなくてもいいんじゃないでしょうか?もしかしたら、かなり厳しい職場なのかもしれません。

社会人の常識とは?

また電話がかかってきたのですが、周りに誰もいなかったので、僕が出る事にしました。

もちろんすごく緊張しながら。すると、その時にミスをおかしてしまったんです。

他のスタッフ宛ての電話で、その人を呼んで欲しいという内容だったのですが…取次の最中に変なボタンを押したためか、通話を切ってしまった。

すると、それを見ていたさっきの「自分の頭で考えなさい」と言った先輩が今度は、

「電話の取次ぎを普通にするのは、社会人の常識。それを出来ないようでは社会人失格。」と言われてしまいました…。

電話の取次ぎは1回でもミスったら社会人失格なのか?社会人ってそんなに厳しいのか?社会ってそんなに厳しいのか?そもそも社会人って何なんだ?

かなり凹みました…。電話は完璧に出なければならない、失敗してはいけない。

失敗から人格を否定された幼少期の記憶さえよみがえってしまった。

この先やっていくのは厳しい

事務系の作業もなんとか終わり、他に何かする事はありませんか?と聞きに行った時の事。

すでにこの時点で先輩も、僕が「電話もレジも出来ない使えないやつ」というのが分かってたのでしょう。

「あなたは、電話も出れないレジも打てない。正直困るんですよ。それではこの先やっていけない。緊張するというのは言い訳にしかならない。」とナチュラルに言われてしまいました。

もしかしたら、接客・販売は自分には向いてないのかもしれない。だんだん心が折れそうになってきた…。

その後は、お客さんがレジにやってくるだけで、恐怖を感じる。

電話が鳴るたびに極度の緊張が走る。

失敗してはいけないと怯え、常に監視されているような錯覚を覚える。

なんかゲッソリしてきました。1日がこんなに長く感じるとは。

その後の勤務時間を何とか乗り越え、閉店作業と終わりのミーティングをこなし、ボロボロになりながら帰路につきました。

まとめ:接客業は向いてないかも

せっかく採用された職場ですが、今日1日でちょっとボコボコにされてしまいました。

本当にやっていけるのか?

もしかして、接客・販売の仕事は自分には向いてないのかも?無理なんじゃないか?

そもそも、社会人として自分がやっていくのは厳しいのか?

自分としては一生懸命やったのですが…仕事開始2日目にして、早くも正念場がやってきた感じです。

でも、乗り越えれない壁はやってこないとも言いますから、頑張って乗り越えろという事なのでしょうか。

またこの後も、引き続き仕事の様子を記事にしたいと思います。

【この記事の3つのまとめ】

①課題としていたレジ打ちも電話応対も、緊張しすぎて全くできなかった

②社会人として求められるレベルはかなり高く、怖さを感じた

③仕事2日目にして、早くも心が折れそうになってきた

太陽