気づき

電話が怖い・・・内観で判明した真の原因とは!?

太陽です。

引きこもりからの就職を目指す名も無き修羅です。

 

さて、今回は電話についてのお話です。

このたび、就職活動をするにあたって、電話が苦手な自分と向き合ってみました。

 

すると、心の奥深くに意外な自分が隠れていた事が判明したんです。

苦手な電話から、心の奥底の原因へとつながっていきました。

その事をお話したいと思います。

目次

昔から、電話がすごく苦手

私は昔から・・・電話が大の苦手なのです。

いざ、これから電話をかけるとなると、ものすごく緊張してしまいます。

最近、電話をかけるのは美容室の予約を取る時くらいですが、いつも行ってるお店なのに、めちゃくちゃ緊張してぐったりします。

電話しようと思ってから、実際かけるまで、30分くらいかかります。

電話をかけるのにこれだけエネルギーがいります。

 

かかってきた電話を取るのも、正直怖いです。なかなか出れません・・・ムリです。

仕事中のどうしても取らなければいけない状況では、自分にムチ打って電話に出ますが・・・やはりしんどいです。

 

取らなくてもいい電話は、100%華麗にスルーします。

引きこもりで、電話が大好きなんて方は、おそらくいないでしょう・・・。

実は私は、軽度の吃音があります

しかも、ただ緊張するだけではありません。

私には、少し吃音があるのです。

 

話そうと思っても、なかなか次の言葉が出てこず、変な「間」が空いてしまったりするのです。

また、話し始めに言葉が詰まったりします。

頭では自分の話したい内容は整理できていて、それを言葉にするだけなのですが・・・

なぜかスムーズに話せない。

 

うまく話さなければいけない、という観念もあるのだと思います。

 

今この内容を話すのは適切か?

日本語の使い方は間違ってないか?

相手が気を悪くしないだろうか?

 

話しながら考え出すと、どうにも言葉に詰まってしまうんです。

 

さらに上手く話せない自分を、恥ずかしいと断じてしまう自分がいて。

自分で自分をチェックして、こいつダメだなあと落ち込んでしまう訳です・・・。

 

もともとコミュニケーションは得意ではありません。

 

しかも電話だと、顔の表情や身振り手振りなどのボディランゲージが使えません。

100パーセント、言葉だけでコミュニケーションを取らないといけない。

これも、電話の苦手意識を加速させている理由のひとつです。

苦手を克服したければ、向き合うしかない

最近は、そんな自分も自分だから、自分を責める事ないかも?と思えるようになってきましたが、それでも電話が苦手であることに変わりはありません。

ですがこのたび、就職活動のためサポステに電話をして、初回の相談に行ってみようと思っています。

(サポステについては、こちらの記事をどうぞ↓↓)

サポステとはどんな所なのか?就活のため元引きこもりが調べてみた。太陽です 引きこもりからの就職を目指す、名も無き修羅のひとりです。 引きこもりから就職して、人生を変えましょう。 ――...

 

予約をとるのは、実はメールでも出来ます。

メールの方が、心理的にも肉体的にも圧倒的に楽です。

楽なメールで済ませてしまおうか、と何度も考えたのですが・・・

 

今回は、電話で予約を取ると決めました。

なぜかというと、これはチャンスだからです。

 

電話に慣れるチャンス!電話を練習するチャンス!

 

就職するとおそらく、電話は当たり前になることが予想されます。

電話はかけて当たり前、出て当たり前。

怖いから出れません、かけれませんでは、確実にやっていけないでしょう。

上手く話せなくても、出来るようになっておく必要は絶対ある。

 

もし出来るようになりたいなら、考えてるだけでは絶対に出来るようにはなりません。

どこかで勇気を出して、1歩を踏み出さなければ、永遠に変わらないままです・・・。

のび太の名言を思い出した

ドラえもん・のび太の名言に、こんなのがあります。

スキーを上手く滑れないのび太が、ドラえもんに放った一言。

 

「もっと上手くなってから練習した方が・・・」

 

のび太の気持ちは痛いほど分かります!

もっと慣れてから電話しよう、もっと話せるようになってから電話しよう。

いつか話せるようになるだろうから、それからにしよう。

 

でも、残念ながら。

その「いつか」は、永遠にやってきません。

それなら、いつやるか!?

 

今でしょ。 

(ありがとう林先生。)

 

苦手なものを克服したいと思ったら、それと向き合うしか方法はありません。

そして、やろうと思った時が、いつでもベストタイミングです。

 

私の電話ギライも、克服するためには、電話をかけたり出たりするしかありません。

そして、何かしら行動してみれば、そこから物事が進みます。

上手く電話できたにせよ、しどろもどろになって失敗したにせよ、何らかの収穫があります。

 

そしたら、それが経験となり、自分となって、次に物事がつながってゆくんです。

裏を返せば、何もしなければ、物事は進まないということ。

失敗して傷つく事を回避できるかもしれませんが、1歩も進めないままになってしまいます。

どうして電話が苦手?根本原因を発見せよ

私が36歳になって、就職活動をしようと思い立ったのは、もう立ち止まったままでいる事が嫌になったからです。

嫌な事を回避し続けて、立ちすくんだままでいるのは。

ずっと言い訳ばかりして、逃げているのは。

 

私は、上手くいかない状況を他人のせいにして、逃げてばかりいました。

 

そんな自分と向き合って、色々気づいてきた事があります。

気づきのひとつが、電話が苦手な本当の理由。

 

それは、うまく話せる理想の自分と、全然話せない現実の自分との間に落差があって、現実の自分を直視したくないから、と言う理由でした。

 

失敗を恐れる。傷つく事を恐れる。

失敗すれば、否定され受け入れてもらえないと思ってしまう、

なので、失敗しそうな事を回避する。

 

電話だけではありません。

 

働く事も、人間関係そのものも、上手く出来ないのが怖いので、回避の対象となっていたのでした・・・。

そして、傷つくのを避けるために、引きこもりになったという驚愕の事実が判明したんです。

 

つまり、電話が苦手な理由、ひいては引きこもりの根本原因はやはり自分の内面にあるという事。

 

まずは、そこに気づく事が、私の変化の第一歩となりました。

気づいて、そんな自分がいると言う事をしっかり理解した上で、目の前の課題に向き合っていこうと思います。

 

電話も、就職活動も、対人関係も。

自らの内面を見つめて理解しつつ、課題に取り組めば、必ず成長できます。

スモールステップで取り組む

ということで、引きこもりからの就職の訓練のひとつとして、今後はチャンスがあれば電話に関わろうと思います。

これは、ただ電話のスキルを身につけるだけでなく、内面の成長そのものに関わると言っても過言ではありません。

 

もちろん無理のない範囲で。

スモールステップ、小さな一歩でも構わないので、それを継続して積み重ねていこうと思います。

 

今現在引きこもりで外に出れない人も、どんなに小さな一歩でも構わない。

出来る範囲で、出来る事をやってみませんか?

 

一つ一つは薄っぺらくても、積み重ねていけば、必ず分厚いものになります!

一日では分からなくても、半年・一年・三年と積み重ねていけば、非常に大きな差となって現れてきます。

今出来る事を探す事から始めていきましょう。

 

引き続き、自らを実験台として、引きこもりからの就職を目指していきます。

その中で気づいた事や重要な事を、ブログでお届けしていきます。

この記事のまとめ

・苦手な物事には、心の奥深くに、根本原因が隠れている事がある

・苦手を克服したければ、その根本原因をまず知る事が大切

・根本原因を理解した上で、苦手な事をできる範囲でやってみる

太陽