気づき

ブログ読者さんとの交流②就活に重要な3つのポイントを教えてもらった

太陽です。

今回は、当ブログを読んでメールをくれた山田さんとの交流の続きです。

就職活動をするにあたって重要な3つのポイントをお聞きしました。今後、就職活動をされる人にとってかなり役にたつ情報だと思ったので、ぜひ記事にしたいと思います。

山田さん自身も元引きこもりで、そこから就職活動をして現在は就職されたという経緯をお持ちなので、学べることはとても多いと思います。

目次

就活の重要な3つのポイントを詳しく教えてもらう

山田さんが経験された【就職活動】のお話は、かなり詳しくお聞きする事が出来て勉強になりました。やはり、実体験をもとにしたお話は、説得力が違います。

就活のポイント1:「行動力」が物を言う

1つ目のポイントが【行動力】です。

就活というのは、

①企業を探して応募する

②履歴書などの書類を作成する

③面接受ける

という3つのステップで行われていきますよね。

ですが内定をもらうのは大変で、不採用通知が出るのがけっこう当たり前の世界らしいです。

そこで、とにかく応募数を増やしてどんどん行動していく事が一つ目の重要なポイント。

たくさん応募する事で、自分と相性の良い企業が見つかったり、『ここで働きたい』と思える企業に出会える確率も上がると思います。

行動力を上げるという事は、当然上手くいかない場面も出てくるという事ですよね。

引きこもりの人は、失敗を恐れるあまり中々動けない人も多いと思います。しかし、こんな言葉を聞いたことがありませんか?

【上手くいかない事が失敗なのではなく、行動しない事が失敗】と。

行動して例え上手くいかなくても、その経験を次に活かし、行動をやめないという事が成功につながるのもしれません。

そう考えると、行動する事が心の強さにもつながるのでは?

つまり、心が強くなってから行動するのではなく、行動してるうちに心が強くなるのでは?山田さんの話を聞きながら思いました。

就活のポイント2:「接点」を見つける

就活における2つ目のポイントが「接点」です。

接点とは、【自分が持っているも】と【企業が求めているもの】が一致するという事。

そして自分と企業の接点が多ければ多いほど、内定をもらいやすくなるという事です。

例えば、企業が「経験者を求めている」のに、未経験の人が応募しても採用はされにくいですよね。

これは言い換えれば、「接点がないから」です。

逆に、企業が「プログラミング経験がある人」「出来れば英語が話せる人」という人材を求めていて、プログラミング経験10年・英語ペラペラという人がいれば、間違いなく採用されやすいですよね。

「接点がかなり強力」という訳です。

この様に、自分と企業の接点が多い事が大切とのお話でした。

そして接点は、こと就職活動に関して言えば、一つ目のポイントの行動力よりも重要かもしれないと個人的に思いました。

いくら行動しても、接点が全くない所ばかり応募していたら、採用はしてもらえないでしょう。しかし例え1社でも、接点がバチバチに当てはまっていれば、採用確率はかなり高いと思います。

このお話を聞いていて思ったのは、自分のアピールできる事を把握している、つまり「自分で自分をよく知っている」という事に加えて、相手の気持ちや状況も詳しく知っておく必要があるという事。

両方知っておかなければいけないという事でした。

中国の兵法書「孫氏」に、「彼を知り己を知れば百戦してあやうからず」という有名な一説がありますが、それを思い出していました。

就活のポイント3:一つの企業にほれ込み過ぎない

3つ目のポイントが、一つの企業にほれ込み過ぎない事】です。

どういう事かというと、『どうしてもこの企業に入りたい!』『自分にはここしかない!』と盲目的になってしまうのは危険という事らしいです。

これは、山田さんの実体験によるもので、一つの企業に盲目的になってしまい、就職活動が停滞してしまった、という事でした。

絶対にここに入社したいと思っても、不採用になってしまうと、自分の事を否定されたように感じ虚無に陥ってしまう。その結果、就職活動の気持ちそのものも萎えてしまう事があるとの事です。

確かに、せっかく就職を目指して行動しても、余計に行動できなくなってしまう可能性すらあるのかもしれません。

このお話を聞いて思ったのが、就活はたくさん行動し、接点を探す努力も必要だけど、同時にある程度の「気楽さ」も必要なのでは?という事でした。

ここで働きたい!と思うのはもちろん大切だと思いますが、そこが駄目でも『他にも良い企業があるはずだから、次がんばろう!』と気持ちを切り替えられるかどうか。

真剣に思い詰めてしまえば、上手くいかなかったときの反動は大きい。そこで、真剣さと同時に楽観的な気持ちを持ち、バランスを取ることにより心に余裕が生まれ、結果として上手く行くのではないだろうか?と。

特に、引きこもりの人や生き辛い人は、上手くいかないと思い詰めてしまう傾向があると思います。肩の力を抜くことも就活の大事なポイントなんだと思いました。

心に残った山田さんの言葉

こんな風に、山田さんからはご自身の経験をもとに、貴重なお話をたくさん聞かせてもらう事が出来ました。

最後に、山田さんのメールの中で、一番印象に残った一文をご紹介させて頂きたいと思います。それは、

・仕事とは、バケツリレーみたいなもの。人から届けられて、次の人に届ける。

・次の人が困らないように、正確に自分の職務を果たす責任がある。

・社会の多くの仕事がそういう風になっていて、それを果たすことで社会の一員になっている。引きこもりの時は気づけなった。

というものでした。

山田さんのこの言葉は、仕事というものについて深く考えるきっかけになりました。

僕自身は、就労経験も少ない事もありますし、「仕事をする意味」なんて考えてきませんでした。

ですがこの言葉を聞いて、仕事は大変な事も多いけど、目の前の仕事を責任をもってする事が誰かの役に立ち、それが世界を循環して皆が支えあっているのかなと。仕事は支えあいで、必ず誰かの幸せにつながる。そんな風に感じました。

実際に社会人として働き、気づいた山田さんだからこその言葉に重みも感じました。

まとめ:縁を大切にしたい

こうして、僕と山田さんのメールのやり取りは終わりました。やり取りを通して、前に進む勇気みたいなものを頂いた気がします。

これも、人と人の「縁」なのかもしれない…。人との出会いを大切にしたいと思いました。

しんどい事も多いけど、その中でも自分が出来る事は必ずあるはずだし、頑張ってみようという気持ちも出てきたんです。

山田さん、本当にありがとうございました。

【この記事の3つのまとめ】

①就活の3つのポイント、「行動力」「接点」「惚れこみ過ぎない」

②仕事は、人から届けられて次の人に届けるもの。

③人との縁を大切にする

太陽