時事問題

成長と変化のカギは不安な選択の中にある。コロナから学んだ気づき

太陽です。

今日は出勤日という事で、いつも通りひきこもり支援団体で仕事をしていました。そんなお昼過ぎ、衝撃的なニュースが飛び込んできたんです。

ひきこもり支援団体近くのマクドナルドで、新型コロナの感染者が出ました。

新型コロナにから、マスクやトイレットペーパーの買い占め、行事の中止、果てはコロナに関連した差別など、様々な事が問題になっています。

今回は新型コロナの問題に関連して、僕が考える不安への有効な向き合い方、不安から成長につなげる方法を記事にしました。ひきこもり脱出の参考にもなると思います。

目次

トイレットペーパー買い占めの現場に遭遇した

現在、マスクやトイレットペーパー、ティッシュペーパーなどの買い占めが問題になっていますよね。

ちょうど先週、トイレットペーパーが無くなりそうだったので、近くの大型スーパーに買いに行った時の事。マスクはとうの昔に店頭から消滅していたのですが、『トイレットペーパーは大丈夫だろう』と軽く考えていました。

果たして、スーパーに行ってみると…トイレットペーパーとティッシュペーパーを大量に抱えてる人が何人も目についたんです。一人で3つも4つも抱えていて。明らかに様子がおかしい。

「トイレットペーパーどうする?もっと買っとく?」と話す声も聞こえて。

この時点で少し嫌な予感がしたのだけど、案の定トイレットぺーパーはありませんでした。別のお店に行ってみたら、まだ残っていたので買うことが出来たのですが…

実際に買い占めの現場に遭遇してみて、不安が人に与える影響の大きさを改めて思い知りました。

買い占め行動の本当の動機とは?

マスクやトイレットペーパーを買い占めてしまうのは、「それが必要だから」ではありませんよね。

買い占めの裏にある本当の動機は、「不安を避けるため」です。人間というのは、不安に大きく影響される生き物。不安を避けるために行動してしまうんです。

例えば、ひきこもりに当てはめると分かりやすいと思います。

ひきこもりを脱出して、外に出て活動したい。だけど、人と接するのが不安だ… こんな場合、「不安だけど人と関わる」を選べる人はほとんどいません。「不満だけど、ひきこもる」方を選んでしまうのです。

人間は、【不安】と【不満】をどちらか選ばなければいけない時、ほとんどの人は不満の方を選択します。

それだけ、不安というのは強烈に人の行動を左右するんです。

不安と向き合うときに大切な2つのこと

僕は自らひきこもりを脱出した時に、「不安との向き合い方」ついて色々考察し、実践しててきたのですが…

不安と向き合うときに僕が大切だと思う事を2つ書いておきます。

1:不安を無くすことは出来ない

何か心に不安がある時、大抵の人はその不安を「無くそう無くそう」とします。

ですが、不安というものは決して無くすことはできません。不安は、無くそうとするほど大きくなります。

ですので、不安を無くすのではなく、不安を受け入れてどう向き合っていくかが大切です。

2:自らの不安をしっかり認識する

危険なのが、「不安に対して無意識でいること」だと思っています。

「よく分からないけど、不安だからやる」というのは、不安を意識できていない状態なので、つねに不安に突き動かされて行動するようになってしまうと思っています。

「買い占め行動」も、まさに不安に対して無意識の状態です。不安に振り回されて思考停止している危険な状態といえます。

自らに不安があるという事を意識して受け入れることで初めて、しっかり不安に向き合える。

その結果、本当に有効な対策が打てると僕は考えています。

まとめ:あえて不安な方を選び、成長につなげる

不安は誰だって避けたいもの。それは生物としての本能という面もあるでしょう。

そこを、あえて不安の方を選ぶことで、人間として大きく成長出来るのではないかと思っています。

買い占め行動なんて不安を避けるための典型的な行動です。それならあえて買い占めず、必要な分だけ買うようにする。それが不安を意識してコントロールするという事につながります。

そうなると、もう不安に振り回されなくなる。結果として、人生は楽になるんです。不安の方にこそ、人生を変える鍵が隠されてるんです。

そしてここだけのお話!不安に思える事って、実際にやってみると案外大したことがない場合がほとんどなんです。不安は、避ければ避けるほど大きくなっていくもの。自らが勝手に不安を大きくしてしまうのです。

新型コロナは本当に不安な事の連続だと思いますが、それを成長のための手段として使ってしまいましょう。

太陽