行動・実践

心が苦しい時に試したい、メンタル再起動で調子を上げる3つの方法

太陽です。

この記事は、前回の記事「気持ちが楽になる考え方」の続きとして書きました。

前回の記事は、

人間の心というのは流動的で、絶えず変化する波のようなもの。

なので、調子が悪い時でも調子の悪さにとらわれ過ぎず、『そのうちまた元気が出てくる』と楽に考えれば良い。

そして最後には、必ず元気が出せるようになっている

…という内容でした。

前回の記事はこちらをどうぞ↓↓

https://taiyou-ao.com/kokoro-raku/4195.html

それでも調子が悪い時は、何だかんだ言ってしんどいものですよね。いずれ必ず元気が出ると分かっていても、苦しいものは苦しい。

それなら、調子の悪い時に、なるべく早く元気を取り戻す方法ってないものだろうか?

今回は、調子の悪い時になるべく早く苦しみを抜け出すために試してみたい事を書いていきます。

パソコンってフリーズしてしまう時がありますよね。そんな時には、再起動の方法がいくつもある。

人間の心も、調子の悪い時はフリーズします。そして、心がフリーズした時に再起動する方法もあるんです。

僕自身もやってみて、かなりの効果を感じられたものばかりです。

いわゆる、【メンタルの再起動の方法】ですね。

効果には個人差があると思いますが、あなたも心がフリーズした時は、ぜひ試してみて下さい。

目次

再起動の方法1:とにかく体を動かす

一番最初にまず試したいのは、【体を動かす事】です。筋トレや運動、体操など、何でもOKです。

僕の場合は、ロードバイクに乗るか、外に出たくない時は部屋でエアロバイクをこいだり筋トレをします。 時間は1時間ほど。1時間も体を動かせば、だいたい元気が出てきて、心が軽くなるんです。

個人的には、メンタル不調の95%は運動で改善できると思っています。

心の調子が悪い時って、じっとして動かないで考え込んでしまう事が多くないでしょうか?

じっと考え事をしてると、次から次に嫌な事ばかり考えてしまって、悪循環にはまりやすくなってしまいますよね。悪循環とは、自分がマイナス思考と一体化してしまった状態。

そこで体を動かすのが本当に効果的なんです。体を動かして、自分の体の動きに意識を集中させるんです。

すると、よどんでいた思考がだんだん澄んできて、マイナスの気持ちも整理されてきます。マイナス思考自体が無くなる訳ではありませんが、マイナス思考に囚われない状態を作ることが出来るんですね。

ここまで持ってこれれば、元気が出てくるのも間近です。

その他、外に出て散歩をしたり、ママチャリで軽くサイクリングするのも同様の効果があります。

運動する習慣がない人や、運動自体が苦手な人もいると思いますが、5分でも構わないので無心になって体を動かしてみませんか?

運動で元気を出す事については、以前詳しく書きました↓↓

心が落ち込んだ時の対処法。○○すれば、元気を取り戻せる!太陽です。 実は今日、けっこう心が沈んでいた一日でした。朝からものすごく気分が落ち込んでるのが分かって。 これまでの経験から...

再起動の方法2:とにかく寝る

2つ目の方法は【睡眠をとる】事です。

調子が悪い時は、何もしないでとにかく寝る。寝てゆっくり休むのも、メンタルを再起動するのに有効な方法です。

自分の好きなものを食べて、お風呂に入って、あとは何も考えず横になって眠るんです。

翌朝も、用事が無ければ寝たいだけ寝る。起きたくなるまで横になっていればいい。

人間の脳というのは、寝ている間に情報を整理する機能があるので、心の苦しさも寝てる間にけっこう整理されている事が多いんです。

運動をしてから寝るなど、2つの方法を組み合わせても、かなり効果があると思います。

再起動の方法3:断食

3つ目の方法は「断食」です。しばらくの間、ご飯を食べずに過ごすんです。

心の調子を戻すのに、どうして断食なのか?意味がよく分からないと思った人もいる事でしょう。

しかし、断食には確実に、心の調子を上向かせる効果があるんです。

食事をとらないと、当然お腹が空いてきますよね。空腹は、人間の欲求の中でも最も強いものなので、辛いです。

ですが断食をして、わざと空腹になり、その感覚を体感し味わうんです。

空腹を全身で感じる事は、実は生きながら死の感覚を経験するという事なんです。空腹を体験しながら、自らの体に意識を注ぐ。すると驚くべき事が起こる!

空腹により、自らのエネルギーが活性化し、だんだんと「生きよう」という気持ちが湧いてくるんです。

本来、体が持っている強い生命力が、空腹という仮の死の経験を前にして呼び覚まされる。ここに断食の効果があります。

断食を終えたら、「ありがとう」と感謝しながら食事をとり、お腹を満たす。

すると、心の調子の悪さはなくなり、『もう少し頑張ってみるか』と思えるようになっていますよ。

断食の詳しい方法や注意点については、また別に記事にしてみようと思います。

3つの方法に共通する事

運動、睡眠、断食。実はこの3つの方法に共通している事があるんです。

それは「自分と苦しみを分離する」という事。

心が苦しくてしんどい時は、必ずその苦しさに意識を向けてしまっていますよね。これは、自分が苦しさと同化し、「自分=苦しみ」という構図を作り出している状態。

まさに、苦しみと一心同体になってしまっていると言えます。常に苦しみの事を考え続け、苦しみを再構築しているような状況です。

苦しみと一定の距離を取り、同化しないように気を付けながら苦しみを観察出来れば良いのですが、それはかなり難しく頭で分かっていても簡単には出来ないもの。

苦しみと同化してしまうと、常に苦しみの事を考え、さらに苦しみを呼び込む…という悪循環に陥ってしまうんです。

そこで、「運動・睡眠・断食」という3つの方法で、一心同体となった「自分」と「苦しみ」を引きはがし、分離させようという訳なんです。

心を強制的に再起動する働きがあるんですね。

まとめ:自分の心の状態に、意識を向けよう

以上、心が苦しい時に心を再起動し、調子を上げる方法でした。

ポイントとなるのは、自分が苦しみと一体化している事に気づき、それを分離する事です。

自分と苦しみを分離できれば、苦しみに冷静に対処できるようになる。

自分と苦しみを分離するには、自分の心を観察する事が大切です。

自分の心に注意して意識を向けていると、例え苦しみと一体化してしまってもすぐに気づけます。気づければ、苦しみの80%は解決したも同然です。

自分の心の状態に意識を向けて観察をしてみませんか。

【この記事の3つのまとめ】

①心が苦しい時、「運動・睡眠・断食」で、心を再起動する事ができる

②心の再起動とは、自分と苦しみの一体化を分離する事

③自分の心の状態に意識を向け、観察することが大切

太陽