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福祉の仕事の就労体験に行ったら、この分野にめちゃくちゃ興味が出た話

太陽です。

福祉の仕事の1日就労体験に行ってきました。

そこで色々と分かったり感じた事があるので、記事にしてみようと思います。

目次

体験に行く福祉の分野は?

福祉の分野にも色々ありますが、今回僕が行ったのは障害福祉という分野です。

実は5年ほど前、とある障害者の福祉施設で1年間アルバイトをした事があります。

といっても直接的な福祉や介護の仕事ではなく、施設内の整備や軽作業などの仕事でした。

そこで一緒に働いていた同い年の障害者の子がいたのですが、とても仲良くなって友達になり、今でも年賀状のやり取りをしているんです。

障害福祉は、僕にとってけっこう身近だったんですね。

そんな経験もあり、サポステの面談で「障害福祉の仕事はどう?」と勧められた時に、やってみようかなと思えたのも自然な流れかもしれません。

就労体験当日 朝のミーティングからスタート

そして就労体験当日。朝の8時半から夕方の5時まで、フルタイムでの体験です。

開始10分前には施設に到着。まずは職員室に行き、職員の方に挨拶しました。かなり緊張しました。

次に、朝礼とミーティング。 といっても、ミーティングの内容は当たり前だけどよく分からないので、どんな感じなのか雰囲気を体験する事に集中しました。

もし自分がこういった職場で働くとしたら、どんな感じなのだろうか??と考えながら。

職員さんにとっては、まさに仕事の場であるので、少し緊張感のある空気でした。

こういった状況も体験できたのはとても良かったです。

朝の利用者さんの出迎えで、思いがけない事が

朝の定刻になると、施設の利用者さんがやってくるので、お出迎えをします。

今回は、1日の大まかな仕事の流れを体験させてもらえるという事で、この朝の出迎えのために玄関口に行って皆さんに挨拶しました。

ここで驚いたのが、通所される方が、すごく気さくに僕に挨拶したり話しかけてくれた事。

こういった施設だと、通所される方も職員の方も毎日顔馴染みの人ばかりだと思うので、きっと初めてみる僕が珍しかったのでしょうか。どこから来たの?とか、名前を教えて?とか、色々質問をしてくれる人もいました。

緊張してた僕にとっては思いがけないことで、心が和みました。すごくほのぼのとした感じで、変な言い方ですが居心地の良さを感じてしまった。

職場体験に来てるはずなのに!すごく不思議な感覚でした。

みんなで午前中の作業をする

利用者さん方が全員やってくると、僕もみんなに混じって仕事をさせてもらいまいた。

外部から受注した仕事がたくさんあるみたいです。

通常、仕事をするのは利用者さん方で、職員の方はサポートをするそう。

ですが今回は、実際に作業をされる利用者さんの目線に立ってみるということで、僕も仕事に加わらせてもらったという訳です。

職員さんと利用者さんのチームワーク作業のような感じですね。

その後は僕だけ場所を移って、施設管理者の方に施設の説明や法人の理念、基本方針、支援内容などをかなり詳しく教えてもらいました。

みんなと一緒に昼食を食べる

そうこうしている内にあっという間に昼食の時間となり、食堂でみなさんと一緒に食事。

僕は自分で作ったお弁当を持っていきました。

ここでも、職員の方も通所されてる方も和気あいあいとした雰囲気なのが印象的です。

初めての場所で、初めて会う人に囲まれながらの食事なのに、あまり緊張感を感じずに食べる事が出来ました。ものすごく不思議です。緊張して食欲もわかなくて、あまり食べれないかも?と思っていましたから。

食事が終わり、次の午後の作業まで休憩スペースで休んでいた時のこと。

ボーっと座っていると、ここでも利用者の方がかわるがわる僕の隣にやってきて、色々話しかけてくれました。

やはり僕のことが珍しいのもあると思うのですが、それ以上に、気さくに話しかけてくれる優しい人が多いんだなと感じて。心が温かくなりました。本当に僕は今日、仕事の就労体験に来てるのだろうか!?と思うほどでした。

午後の作業と、全体の振り返り

午後からは、また別の仕事です。午前と違って、利用者さんの作業をサポートする側の仕事をさせてもらいました。

もちろん僕一人では無理なので、担当の職員さんについてさせてもらいましたが、その職員さんもすごく優しく色々教えてくれました。

そしてここでも、利用者さんが話しかけてきたり。

気づけば、あっという間に午後の作業も終わりの時間。利用者さんを見送る時に、何人かの人が「また来るの?」と声をかけてくれたことが嬉しかったです。今日1日で終わりなのがとても残念に感じます。

最後に、午前中に施設の案内と説明をしてくれた管理者さんと1日を通しての振り返り作業をしました。

まとめ:この分野での就労に興味が出てきた

こうして、1日の福祉施設での就労体験が終了。フルタイムだったにも関わらず、時間が経つのがとても短く感じました。

今回の施設で一番感じたこと。それは、職員さんと利用者さんの距離がとても近く、温かい関係だったことです。

その様子を間近で見ていて、僕も温かい気持ちになり、とても居心地がよく感じたんです。それだけでなく、職員さんはかなり細かく利用者さんのサポートをしていて、きめ細かな支援をされていたのが印象的でした。

障害福祉の分野での就労に、すごく興味が湧いてきました。

もしかしたら、自分にかなり向いているかもしれない…と、実際に体験してみて思えました。

僕には生まれつき強いHSP(ものすごく繊細な人)の傾向があり、人の気持ちに敏感だったり、相手が不快にならないようにあり得ないほど気を遣う性格です。

これまでの人生は、このHSPが嫌で何とか直したいと思っていたけど、福祉の分野はこの繊細な性格を十分に活かせるのではないか?と感じました。

他の施設でも、就労体験をさせてもらえる所がたくさんあるみたいなので、今度は別の施設に行ってみたくなり、さっそく申し込みもしました。

実際に動いて、現場を見てみると、本当に色々な事が分かります。

そうすれば、『もっとやってみたい』とか『自分にはあまり合わないかも?』といったことも分かるし、経験は重要だなと改めて感じました。

今年、2022年の6月にいよいよ40歳になります。その時までに、何かしら就労につながる動きを頑張ってしてみようと思います。

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【この記事のまとめ】

・障害福祉の施設で1日就労体験をして、この分野での就労にとても興味が出てきた

・障害福祉の分野は、とても自分に向いてそう。経験してみて分かった

・またいくつか別の施設で就労体験をしてみて、この分野の事を詳しく知ろうと思う

太陽