行動・実践

就労移行支援の体験に行ってきた。自分に合った所を見つけるために大切な事

太陽です。以前に就労移行支援に行ってみる予定だと書きましたが、

合計で3か所の事業所の体験に行ってきて、自分に合った所を見つけることが出来ました。

今回は、就労移行支援の事業所での体験訓練の内容、自分に合った事業所の見つけ方などについて書いていきます。

就労移行支援に興味のある方の参考になればと思います。

目次

予約の取り方

就労移行支援の体験に行くには、まずは体験の予約を取る必要があります。

1か所目は最初の連絡から体験の予約まで全部サポステにやってもらい、2か所目と3か所目は自分で電話をして予約を取りました。

予約調整の時に聞かれること

自分で事業所に電話した場合、いくつか聞かれることがあったので書いておきます。

・名前

・年齢

・どんな障害があるか

・手帳の有無

・これまでの職歴

・就労経験があるなら、どんな仕事をしていたか

などです。いきなり聞かれると戸惑う事もあると思うので、あらかじめ答えらえるようにしておいた方が良いかもしれません。

電話をするのが苦手な方は、サポステや支援機関に全部お任せする事もできるので、心理的に少し楽なのではないかと思います。

また、自分で連絡しなければいけないけど、どうしても電話が苦手と言う人は、メールで予約を取ることも可能だと思います。

体験初日の流れ

体験に行った3か所の事業所ですが、体験の初日の流れはどこも共通していました。

①情報シート記入

まず初めて行くと、個人情報のシートみたいなのに記入をします。その調査シートがかなり色々な事を記入しなければいけません。

・名前、住所、年齢などの個人情報

・自分の病気や障害について

・今後、どんな仕事をしたいか

などです。

答えられない質問は書かなくても大丈夫ですが、支援を受けるためにも自分の情報は相手にも知っておいてもらった方がいいので、なるべく書いた方が良いと思います。

②面談

面談シートを書き終わったら、そこの事業所の代表の方との面談があります。

そこでも、自分のこれまでのことや今後について色々と詳しく聞かれたりします。

答えにくい事も聞かれたりしますが、相手は障害者支援のプロなので安心して答えて良いと思います。

③事業所見学事

面談が終わったら、事業所の見学をします。

そこで、事業所の雰囲気を知ったり、訓練の様子を少し見ることができます。

実際に他の方が訓練を受けてる場なので、少し緊張するかもしれません。

初日はだいたいこんな感じで終わり、2日目以降から実際に体験訓練を受ける事になります。

3つの事業所に体験に行ってみた

1か所目

1か所目は、サポステともつながりが深く、相談員さんもオススメしていた所で、サポステの相談員さんも見学についてきてくれました。

訓練内容は、パソコンを使ったITの訓練が多く、合計3日間の体験をしました。

2か所目

1か所目と違って、パソコンの訓練は少なめで、障害理解やキャリアプランニング、グループワークなどに力を入れている事業所でした

合計3日間の体験をしました。

3か所目

3つの中で一番パソコンの訓練が多く、ITに力を入れている事業所でした。合計で4日間の体験をしました。

訓練・実際の1日のスケジュール

 9:50 事業所到着

10:00 ラジオ体操と朝礼

10:10 午前の訓練(途中10分間の休憩あり)

12:00 お昼休み

13:00 午後の訓練(途中10分間の休憩あり)

15:00 訓練終了、終礼と掃除

15:20 退所

3か所とも、大体こんな感じの1日の流れでした。

訓練時間は、午前2時間・午後2時間の、合計4時間という所がほとんどだと思います。

事業所の特徴

3つの事業所に体験に行き、どの事業所にも共通していた特徴があったのでご紹介します。

①スタッフが親切

どの事業所も、とにかくスタッフの方がとても親切で丁寧でした。

これは障害者支援という仕事柄、当たり前の事なのかもしれませんが、体験に通っていて安心感がありました。

②訓練生が親切

スタッフだけでなく、通っている訓練生の人もすごく親切で優しかったです。

分からない事を色々教えてくれたので、とても助かりました。

やはり、みんな同じような苦労をしてきたからなのか、体験に行った3か所とも、みんな親切な人ばかりでした。

③カリキュラムがしっかりしている

就労移行支援の最終目標は、就職して長く働くためにあるので、そのための訓練はどこも充実していました。

事業所ごとに特色があり、力を入れている点に多少違いはあれど、就労をサポートしてくれる体制はどこもしっかり整っています。

事業所を選ぶときのポイント

こうして、3つの事業所の体験に行ってきたのですが、3か所目に行った所に通う事に決めました。

就労移行支援の事業所を選武時のポイントとして、やはり自分に合ったところを探す事が大切だと思います。

そのためにも、体験は一つの事業所ごとに最低でも3日間は行ってみる事をおすすめします。

3日間行けば、その事業所がどんな所なのか、どんな雰囲気なのか、かなり知ることが出来ます。

また、もし可能なら事業所は3か所くらいに行ってみる事をおすすめします。

そうする事で、事業所の比較検討ができ、より自分に合っていそうなところが見つかりやすくなると思います。

僕の場合も、2か所目に行った所が雰囲気が良かったので、最初はそこにしようとしたのですが、3か所目に行った所の方がさらに自分に合ってそうだと思い3か所目にしました。

おそらく最低1年間は通う事になるので、焦らずにじっくりと時間をかけて体験をして、納得のいく所を探すのが良いと思います。

まとめ:やはり行動が大切

以上、就労移行支援の事業所に体験に行ってきたお話でした。

今年4月に仕事を辞めた時は、自分に働くのは絶対無理だと思っていましたが、就労移行支援にも通う事が決まり、また頑張ろうと思っています。

就労移行支援も、実際に行ってみればどんな感じか分かったので、改めて行動してみる事は大切だと思いました。

今後も人生でしんどい事が何度もあると思いますが、諦めずに生きていこうと思います。

就労移行支援ににしばらく通ってみたら、どんな感じかまた記事にする予定です。

もし、就労移行支援選びについてもっと詳しくお話を聞きたい方がいれば、お問い合わせ下さい。

【この記事のまとめ】

・事業所の雰囲気を知るために、最低3日間は体験に行ってみよう

・比較検討のために、事業所3か所くらいは行ってみよう

・どの事業所も、親切な人ばかりなので安心していい

・焦らずに自分に合った所を納得がいくまで探そう

太陽