就職活動

サポートを受けながらの就活。3つのルートを考えてみた。

目次

サポート就活、3つのルート

太陽です。

引きこもりからの就職を目指す、名も無き修羅のひとりです。

引きこもりから就職して、人生を変えましょう。

―――

前回は、引きこもりから出てきた後の自力就活が大変な理由について書きました。

 

今回は、自力就活ではなく、支援機関に相談したり、カウンセリングを受けたりなど、

サポートを受けながらの就活について書いてみます。

 

(※この記事も、引きこもりを脱出したことを前提としています。

引きこもりからいきなりの就活は、よほどの事が無い限り厳しいです。

引きこもり脱出の情報は、今後書いていきます)

 

元ひきこもりの私ですが、3つの就職ルートを考えてみました。

①職業訓練学校に通う

②就労支援施設を利用する

③障がい者雇用を利用するのも手

ルート1:職業訓練学校に通う

これは昔、私も行ってたことがあります。2011年、29歳の時でした。

(縁のあった会社でアルバイトをさせてもらう事になり、6ヶ月の期間のうち5ヶ月弱で退所しました)

 

職業訓練校では主に、ものづくり系・電気系・IT系・設備系のコースがありました

私はものづくり系の溶接コースに行ってましたが、本格的に溶接の事を学んで、

基本の資格を取ることもできました。

 

真面目にやっていけば、就職に必要な技術の基礎を習得できますし、企業実習もあります。

熱意さえあれば、結構な確率で就職できると思います。

いきなり自力で探すのではなく職業訓練校を間に挟むことによって、元引きこもりでも

就職できると思いますね。

職業訓練校の詳細については、またいずれ記事にしたいと思います。

ルート2:就労支援機関を利用する

有名なのが、「地域若者サポートステーション」(通称サポステ)です。

名前を聞いたことがある方も多いと思いますし、実際に通ってる方もいるかもしれませんね。

厚生労働省委託の支援期間で、若者の就労に特化した支援をして下さる機関です。

(年齢は、おおむね15歳~39歳となってるので、40歳以上の方は、利用できないかもしれないのが難点かもしれません。)

私も、現在36歳なので、利用できる年齢の上限にかなり近づきつつあるので、若干焦りはあります。

―――

実は、このサポステにも、以前通ってたことがあるんです。

2013年の事なので、31歳の時ですね。

その時は、就職に関して心構えもできてなくて、どこかで働くのが怖いと思っていた事もあり、2ヶ月ほどで行かなくなってしまいまいた。

―――

それから6年ほど経ちますが、またサポステに行ってみて、本格的に就職を目指すと言うのは、かなり現実的かつ有効な方法なのではと思います。

引きこもり・ニートの方にも、もちろん対応していますし、親身になって対応してくれます。

今引きこもってて外に出れない方も、『サポステ』と言う場所があるんだと言う事は、覚えておいてもらって絶対損はないですね。

 

私は引きこもり支援スタッフをしているという関係から、サポステの方とお話する機会がけっこうあるのですが、みなさん引きこもりに理解がある方ばかりで、かなりオススメです。

私自身も、就職活動をするに当たり、近いうちに利用する可能性が高いです。

ルート3:障害者雇用を利用するのも手

障害者というと、人によってイメージは違うと思います。

身体障害、知的障害、精神障害に分けられますが、

引きこもりの方は、精神障害と言う事になります。

 

引きこもりと言っても、統合失調症やうつ病と言った精神疾患の方、発達障害の方、パニック障害や強迫性障害といった神経症の方など、色んな原因があります。

 

私なんかは、20代前半はかなりうつっぽい時もありましたが、精神薬も飲んでいないし、

精神疾患ではありません。

働くという事に関して不安感が強い、神経症・不安障害的な感じだと自覚しています。

―――

ですが最近は、障害者手帳を取得して、障がい者枠を利用して就職するのもアリかな、と考えるようになりました。

障害者手帳を取って障がい者枠で就職しても、自分が自分であることには変わりないかなと思うし、何かしら世のため人のために自らを役立てる事は出来るのですから。

 

それに、就労移行支援という就職のための訓練を受けて、就職を目指す事もできます。

考慮に入れてもいいかな、と思います。

 

ただ、ここは個人によって、色々な考えがあると思います。

障害者雇用はイヤだという方もいるかもしれません。

場合によってはそんな方法もあるという事を覚えておけば、いつか役立つ時が来るかもしれないですよ。

 

―――

 

以上が、引きこもり脱出後の就職、3つのルートでした。

情報を調べていけば、意外と利用できる場所があったり、頼れる人がいたりするものです。

 

大切なのは、そういった正しい情報をきちんと知っておくことです。知は力なり、ですね。

長年の引きこもりの方でも、全然あきらめることはありません。

 

私も引きこもりで、どうしていいか分からず絶望した事もありますが、必ず道は拓けると思っています。

私も就職を目指す修羅のひとり。

今後も、引きこもりからの就職のならびに、引きこもり脱出のための情報をお届けしていきます。

この記事のまとめ

・サポートを受けながらの就活、3つのルート。

 ①職業訓練学校に通う

 ②サポステ等の就労支援機関を利用する

 ③障害者雇用で就職する

 

・色々な方法があるので、就職をあきらめない事が大切

太陽