太陽です。
梅雨で蒸し暑い日が続きますね。
体調に気をつけてください。
今回は、
「人生に必要なのはたった3つの力」
の記事でご紹介した、人生を変えるのに必要な3つの力・・・
「観察力」「行動力」「継続力」のうち、
行動力について詳しく見てみたいと思います。
目次
僕が思い切って行動して、人生が変わった2つの例
行動力とは・・・
頭の中で「やってみたい」「やろう」「やらなければ」と考えている事を、実際に行動に移す力です。
でも…
やらなければいけないって、分かっているのに…
なかなかすぐに行動できず、先延ばしにしてしまってる人も多いのではないでしょうか?
まず最初に、僕が実際に思い切って行動した結果、その後の人生がものすごく変わったというエピソードを2つ、ご紹介したいと思います。
少し長いのですが、ぜひ読んでみて下さい。
①思い切って、引きこもり支援団体に行く
20歳から引きこもりになり、5年くらい引きこもった僕。
引きこもってる間、カウンセリングを受けたり、本を読んだりして、少しずつ外に出る準備をしました。
それにともなって、少しずつ「外に出て、活動してみよう!」という気持ちが高まっていったんです。
いきなり仕事は無理だし、コミュニケーションも苦手だし・・
どこか引きこもりの支援団体に行ってみよう!
と思った訳ですね。26歳の時です。
ですが・・・いざ、引きこもり支援団体に行こうと思うと、尻込みしてしまいました。
初めての場所、初めての人、初めての経験。
僕が上手くやれるだろうか?傷ついたりしないだろうか?
そんな不安に取り付かれてしまった。
ですが、このままでは、いつまでたっても前に進めない・・・
人生このまま何もせず終わりたくない・・!
そう思って、引きこもり支援団体に、思い切って行きました。
ものすごく怖かったのですが、行ってみました。
その一番最初の時のこと、今でも良く思い出せます・・・
とにかく緊張しまくっていて、ほとんど話す事もできず、その場にいる事しか出来なかった。
でも、そこのスタッフさんや、他のメンバーの方が、温かく迎えてくれた。
自分と同じような経験をした人が、たくさんいるんだなあ・・・と、緊張の中に安心を感じることが出来ました。
そこから、引きこもり支援団体に通うようになり、スタッフとして仕事をするようになり、人生が変わりました。
これは、最初の一歩を勇気を持って踏み出したからこそだと、今では自信を持って言えます。
②思いきって人前でスピーチをする
引きこもり支援団体に通いだして、2年が過ぎた頃のこと。
僕はその当時スタッフではなく、団体のメンバーとして活動に参加していました。
そんなある日の事…
「現在引きこもりのお子さんがいる親が集まる勉強会があるのですが・・・
あなたの引きこもりの経験を、その親の皆さんの前で、発表してみませんか?」
というお話を、頂いたんです!
僕は最初、こう思いました
無理・・・コミュニケーション苦手なのに、人前で自分の体験談を発表なんて!?
僕は、何人くらいの前で発表するのですか?と聞いてみました。
すると・・・60人くらいの親が来るそう。
60人の前で、注目を一身に浴びながら、発表するなんて?
やっぱり無理・・・3,4人の知ってるメンバーの前で話すのも緊張するのに、見ず知らずの60人の前で!?
なので、断ろうと思いました。
ですが・・・この時ひらめいたんです。
もし、ここで僕が行動できたら、大勢の人の前で自分の経験を発表できれば、大きく人生がかわるんじゃないか?
これはチャンスなんじゃないか・・・?と。
僕は、悩みに悩んだ末、このお話を受ける事にしました。
そして迎えた、発表当日。
僕は緊張しまくっていました。
手が緊張で、ガタガタ震えていました。
発表する声も、震えていたと思います。
あらかじめ用意しておいた資料を、最初から最後まで棒読みしました。
発表時間は20分くらい。
ですが・・・その20分が、僕の人生を大きく変えたんです。
その発表がとても好評で、
「役に立った」
「発表を参考にして、自分の子どもに接したい」
「発表をしてくれてありがとうございました」
という感想をたくさん頂いたんです。
ものすごく衝撃的でした。
こんな僕の経験でも、何か人の役に立つことが出来るんだなって。
それを実感した瞬間でした。
その後、「次の勉強会のときも、また話してもらえませんか?」という事を言っていただき、
定期的に自分の引きこもり経験を発表するようになっていったんです。
今では15回近くになり、かなり話せるようになりました。
(緊張は今でもしますが)
そして、なんと・・・
その僕の引きこもりの経験が、他のメンバーの経験談とともに、本として出版される事になったのです!!
(この本は今でも売っていて、アマゾンでも買えます。
興味のある方は、こちらからどうぞ)
これも、最初のスピーチを思い切ってやったおかげ。
行動したおかげで、人生が変わったんです。
僕は、昔は行動できない人だった
今では大分、色々行動したり、チャレンジ出来るようになってきたのですが…
僕は以前は、全く行動できない人でした。
目の前のやらなければいけない事を回避して生きてきました。
何かに挑戦する事も、避け続けてきたんです。逃げていました。
なぜ逃げてしまうのか?なぜ回避してしまうのか?
それは、「失敗してはいけない」という強迫観念があったからです。
失敗する事は恥ずかしい事で、人に悪く思われる事。
失敗する事で、自分の心が傷つく。
だから、失敗を恐れるがゆえ、行動する事を回避して生きてきたんです。
そして、上手くいかない自分の人生を、周りの人のせいにして生きてきた。
引きこもって、何も行動しない結果、確かに傷つく状況を回避することには成功しました。
ですが、何もせず、周りのせいにする生き方に、疑問を感じるようになってきたんです。
人生、本当にそれでいいのだろうか?と。
行動しなければ、一歩も前に進めないんじゃないか?と思ったんです。
行動する事により、前に進む事ができる!
なぜ、行動する事が大切なのか…
なぜ行動しなければ、前に進めないのか…?
それは、行動する事により、何らかの結果・体験が生まれるからです。
そして、その結果・体験をもとに、次に進む事が出来るからです。
例えば僕のエピソードで言うと…
勇気を出して引きこもり支援団体に行って、どんな場所なのか、どんな雰囲気なのか、経験する事ができました。
自分は人に嫌われてるとずっと思っていたのですが…
とても優しく温かく受け入れてくれる人がいる。
引きこもり経験に共感してくれる人がいる、と知ることが出来たんです。
その経験をすることで、「よし、ここに通ってみよう」って、次につながっていったんです。
緊張しながらの始めてのスピーチも、そうでした。
スピーチした事によって、それが誰かの役に立てると、知ることが出来たんです。
誰かの役に立てるなら、次のスピーチも頑張ってみようと思って、機会があれば積極的に引き受けるようになりました。
それがやがて、本の出版にまでつながったんです。
行動しないと、そこから一歩も進めない
ところが、行動しなければ、結果は生まれなくて。
引きこもり支援団体がどういう場所か、分からないままだった。
引きこもり経験の発表で人の役に立てるなんて、絶対気づけなった。
でも、思い切って行動する事で、必ず何らかの結果が出ます。
その結果を受けて、次に進む事が出来るんです。
例え上手くいかなかったとしても、それを踏まえて次に進む事が出来る。
だけど、行動しない事には、何も結果が出ません。
上手くいくことはおろか、失敗する事さえ出来ない。
もしかしたら、あの時思い切って行動していなければ…
今でもずっと引きこもったままだったかもしれません。
思い切って行動すれば、人生が本当に変わる!
今、行動しようかどうか迷っているけど、不安で悩んでるあなたに。
不安で動けない気持ちは、痛いほど分かります。とても怖いと思います。
ですが次のことを、覚えていて欲しいです。
今すぐは無理でも、やがて「行動してみようかな…」と思う瞬間が、必ずきます。
その時は不安で怖いかもしれないけど、思い切って行動してみて下さい。
行動することそのものに意味があるんです。
結果の良し悪しは、ハッキリ言って問題じゃないんです。
行動して、経験を得ること、何かを感じることが大切。
そこから、つながっていきます。
勇気を持って、一歩を踏み出して下さい。
この記事のまとめ
・行動によって、必ず何らかの結果が生まれる
・その結果から気づきが生まれて、次につながる
・結果の良し悪しは問題ではない。行動そのものに意味がある
あとがき
僕の趣味は、ロードバイク。ロードバイク大好きなんです。
しかし、季節は梅雨。
雨ばっかりで、なかなか外に乗りにいけません・・・
ということで、室内でも自転車をこげる装置を買いました!
これで雨の日でも乗れます~!
太陽