太陽です。
先日、市役所から連絡があり、精神障害者保健福祉手帳の受け取りに行ってきました。
今回は、受け取りまでの流れや受取時に必要なもの、実際に手帳を受け取った気持ちなどを書いていきたいと思います。
これから手帳を取得しようと思っている人がいれば、前回の記事「手帳の申請に行ってきた」とあわせて、参考にして頂ければと思います。
手帳の申請の記事↓↓
目次
実際の受け取りの流れ
手帳の申請に行ったのが去年2022年の11月下旬でした。申請が通るまで最低2か月、場合によっては4か月ほどかかるとの事だったので、市役所から連絡があるのはもう少し先だろうと思っていました。
ですが、思っていたよりも早く通知がありました。待っていた期間は約2か月弱です。
申請が受理された通知は、封筒で来ました。その封筒の案内に従い、市役所の障害福祉課へ行きます。
手帳の受け取りに必要な簡単な書類(名前、住所、今日の日付など)を記入して、市役所の担当の方から手帳についての説明を5分ほど受けます。
これで受け取りは無事終了。意外なほどあっさりと終わりました。
受取時に必要なもの
申請受理の封筒
市役所から送られてきた封筒には、受け取りに必要な書類が入っているので、そのまま持っていきましょう。
証明写真
手帳の申請時に写真を忘れた人は、縦4cm、横3cmの証明写真を持っていきましょう。この写真を手帳の1ページ目に貼り付けます。
手帳の申請時にすでに写真を提出している人は不要です。
ハンコ(認印)
これは必須ではないのですが、もしNHKの受信料免除の手続きを予定している人がいれば持って行った方が良いです。
というのも、ハンコがあれば市役所でその手続きをしてくれる場合があるからです。
僕の場合は、市役所の担当の人が手続きをしてくれて、ポストに封筒を投函するだけという所までやってもらいました。
自分が免除を受けられるか分からない方でも、いちおう持っていけばいいのではないかと思います。
障害者手帳があると受けられるサービス
障害者雇用
一番はやはり、就労をする時に障害者雇用で仕事を探せることだと思います。
僕も、このために手帳を取得したと言っても過言ではありません。
NHK受信料免除
先ほど、手帳受け取りの際に持っていくものの所でも書きましたが、条件を満たしていればNHKが全額、もしくは半額免除になります。
受信料免除の基準については、NHKのホームページに書いてありますので、URLを張っておきます。
https://www.nhk.or.jp/faq-corner/2jushinryou/11/11-11-02.html
僕は全額免除に当てはまったので、市役所の方に手続きをしてもらいました。
公共交通機関無料
バスや鉄道など、該当する公共交通機関が無料で利用できるようになります。
地域によって無料になる交通機関は異なると思うので、確認してください。
一部施設入館割引
映画館で映画を観る時、美術館・博物館・水族館などの入館料が割り引きになります。
僕は映画も美術館等もほとんど行かないので使う機会は少ないでしょうが、当てはまる方は積極的に使えばいいのではないかと思います。
心境の変化
こうして、無事に手帳の取得が出来ました。
かかりつけの心療内科に行って診断書を書いてもらったのが昨年(2022年)の10月下旬だったので、約3か月かかりました。
手帳を取得した今、名実ともに障害者という立場になった訳ですが、正直心境の変化というのはほとんどありませんでした。
手帳を取ったからと言って、自分は自分で変わることは何もない。
いつも通りの自分でした。
最初は「障害者という立場になれば色々と変わってしまうのだろうか?」と心配していましたが、全然そんな事は無いです。
もし、手帳を取ろうか迷っているけど、何かが変わってしまう気がして不安になってるという人がいれば、安心して下さい。
あなたはあなたです。何も変わりません。
まとめ:大切なのは、これからどうするか
手帳を取得したいま、立場上は障害者になりましたし、社会的にも障害者として扱われることもあるでしょう。
しかし、手帳の取得は自分で決めた事ですし、後悔もしていません。
大切な事は常に、「今これからどうしていくか」という事だと思います。障害者就労も出来るようになりましたし、就労移行支援にも通っているので、また仕事を探すために動いていこうと思います。
就労移行支援については、また記事にしようと思います。
【この記事のまとめ】
・市役所から通知が来たら、市役所へ行き、すぐに手帳を受け取れる
・障害者手帳の取得によって、色々な割引や福祉サービスを受けられる
・手帳持ちになっても自分は自分で変わらない。今後どうしていくかが大切
太陽