太陽です。
人生を変えるためには、自分の意識を変えなければいけません。引きこもりからの脱出も、意識を変えて、日々コツコツ生きることで実現できます。
頑張っていきましょう。今回は「お金のお話」です。
目次
引きこもりにとって大問題!お金の話
縁があったファイナンシャルプランナーさんに、お金の話について聞く機会がありました。
個人で開業して、事務所も開いていらっしゃる、本物のお金のプロフェッショナルです。引きこもりの人にとって、お金のお話はかなり興味があるのではないでしょうか?
・引きこもっていても、色々お金もかかる。
・引きこもったままでは、やがてお金もなくなって生活できなくなる不安
・もし親が亡くなったら、どのように生活していくか?
などなど。
金融庁は、老後に2000万円必要と言っていますが・・・特に働けていない人にとって、お金は最大の関心事だと思います。
引きこもりとお金って、本当に切っても切り離せません。
引きこもり=お金の悩みと言っても、過言ではないかもしれませんね。
今回は、ファイナンシャルプランナーさんに聞いたお金のお話と、そこから得た気づきや感想、実際の生活にどう生かせるか?などを書いてみたいと思います。
ファイナンシャルプランナーってなに?
ファイナンシャルプランナー(通称FP)さん。FPの仕事とは、簡単に言うと、お金の管理運用です。
人生において、暮らしとお金の問題は、ずっとついて回ります。税金・不動産・住宅ローン・年金・家計収支・教育資金・老後資金・財産相続など、生活の中で様々なお金の分野があります。
FPさんは、そういったお金の流れを分析・管理し、お金を効率的に生かせるようアドバイスや援助を行ってくれる存在です。
さらに、個人個人が人生の夢・目標を達成できるよう、お金を通して人生設計のサポートをしてくれるんです。いわば、暮らしとお金のプロフェッショナルですね。
やりがいのありそうな仕事です。でも、資格を取るためには、かなり勉強しないといけないみたい。国家資格と、非国家資格と2種類あるみたいです。
引きこもりの人の中で、就職のために何か資格を取りたい!と思ってる人もいらっしゃるでしょう。その資格に、FPを考えてる人もいるかもしれませんね。
みなさんは、お金は好きですか?
さて・・・FPさんはお話が始まって開口一番、衝撃的な言葉を言われました。
「みなさんはお金が好きですか?」
直球すぎる。いきなりストライクゾーンど真ん中に160kmのストレートを投げてきた。
どうやらこの質問、お金というものを考える時にとても大切な質問だそうです。
生きていく上で、何をするにもお金が必要。衣食住はもちろん、結婚・教育・病気をした時もお金がいる。夢をかなえるためにもお金がいる。
FPさんは、「お金で買えないものは、ほぼない」とまで言い切っていらっしゃいました。
命すら、お金で買えるそう。少しビビりました。こんな風に、お金と言うものはとても大切なもの。
お金に対する、日本とアメリカの考え方の違いとは?
ですが、特に日本では、お金もうけ=悪 、お金の話はタブーという風潮が根強くあるそうです。確かに…。
日本においてお金が大好きと言えば、悪い印象をもたれやすいのは間違いないと思います。会社の同僚や友達同士でも、月給いくらもらってる、何て話さない。
家庭においても、親の月給がどのくらいあるかなんて、聞いた事もないです。
そういえば昔、親に家や車の値段を聞いた事があるのですが、はぐらかされて答えてくれませんでした。お金について話す事をはばかる風潮が、かなり根強い事の証拠ですね。
お金=悪 と言う意識が根強く、お金に対して閉鎖的な国民性という事もあると思います。
そこに行けば!FPさんから、例としてアメリカの話を聞いたのですが・・
家族でお金の話はバンバンするわ、友達同士でいくら稼いでるか自慢しあうわ、
とにかくお金に対して非常にオープンだそうです。この話は、目からうろこでしたね。お金に対する考え方が、国によって全く違うようです。
そしてアメリカにおいて、3大もうかる職業が、
・医者
・弁護士
・FP
だそうです。
FPさんの個人のお話。FPを目指したきっかけ
ここからしばらく、FPさんのこれまでの人生のお話をして頂きました。
聞く所によると、これまで人生でどん底が何回かあり、そこから抜け出すためにものすごく勉強し、努力をされてきたそうです。
「人生を変えるにはとにかく勉強をするしかない」と固く決意をされ、勉強を積み重ねてこられたお話は、とても迫力があった。
そのFPさんは、引きこもった経験は無いそうですが、人生の苦しみに向き合って、立ち直ってこられたお話は、元引きこもりの僕にとって勇気をもらえる話でした。
生きていると、多かれ少なかれ、人生の苦しみが立ちはだかりますよね。そこから勇気を出して進んでいけるか、とても重要な事。
引きこもりの人は、いろいろな要因が重なった結果、勇気を出しにくくなっているんじゃないかと思います。勇気は自分の内に必ずある。ただ、出しにくくなっている。
どうすれば、前に進むための勇気を出せるだろうか?FPさんの人生のお話から、そんな事を考えていました。
「一人暮らしとお金」について質問してみた
このあたりで、FPさんのお話が一段落。ということで、僕の方からFPさんに質問をしてみました。
テーマはずばり、一人暮らしのお金のやりくりでポイントはあるか?というもの。まだ僕自身は実家暮らしで、一人暮らしをしてる訳ではないのですが、今後必ず直面するであろう事なので聞いてみました。
それに、個人的に一人暮らしに憧れもあり、一人暮らししたくて仕方ないという気持ちが強いんです。そしたら、とても丁寧に答えて頂きました。
まず・・・お金の使い方と言うのは、練習して上手くなるもの・・と言う事でした。
お金の使い方は、練習して上達する
一人暮らしをするようになると、お金のやりくりを全部自分ですることになりますが、どうしても最初は、失敗がつき物だそうです。
貯金をしようと思っていても、ついつい使いすぎてしまったり、余計な出費をしたりというのは誰にでもあって当然。大切なのはそこから学ぶという事でした。
学んだ事を、次に生かす。お金の使い方は練習して上手くなるものという事です。
「体で覚えてください」とおっしゃっていました!
最初は10日間から初め、最終的には1年のお金の流れを知る
お金のやりくりを上達させるためには、まず最初は、「10日間」という単位がオススメだそうです。
10日間の家計簿をまず記録してみて、自分の収支の傾向を知る。
すると、食費にはいくらかかった?交際費は?趣味に使ったお金は?大体の流れが分かります。
それを3倍すると1ヶ月。さらに12倍で1年。
10日間の家計簿をつけ、徐々に時間単位を長くする事で、最終的には1年間の大まかなお金の流れをつかむ事が出来るそう。
すると、貯金をするためにはどうすればいいか、使いすぎをなくすにはどうすればいいか、お金に対しての感覚が身に付き、意識が変わっていくとの事!最初は10日間という小さな単位から始めるのが基本みたいですね。
ガマンはなるべくしないように
で、お金の使い方が身に付いてきても、なるべく我慢はしない方が良い、とのお話でした。どうしても欲しいものがあったら、買ってしまってもいい。だけど、翌月は節約する。
メリハリをつけて使う事も、非常に大切だそうです。
食費なんかもあまり節約しすぎたら、栄養不足から病気になり、かえってお金がかかったとか、そんな話もあるみたい。
最後は、FPさんとお茶しながら雑談タイム
このあたりで、お金の話は終了。残った時間は、FPさんとお茶をしながら、雑談をしました。
これまではお金に対して深く考えることはなかったのですが、色々お話を聞いた事により、お金に対する考え方がかなり変わりましたね。お金に対する気づきもたくさんありました。
お金は悪いものではなく、とても大切なもの。
そしてお金を欲しいと思ったり、お金儲けをするのも悪い事ではなく、人生において必要で大切な事。
FPさんがおっしゃっていた、最も印象的な言葉は・・・
「ぜひ、お金を好きになってください!」でした。
引きこもりこそ、積極的にお金について考える
その言葉には、FPさんのお金のエネルギーに対する純粋な思いと、自らの仕事にやりがいと誇りをもって、真剣に取り組んでいらっしゃる気持ちが、伝わってきました。
国語・算数・理科・社会だけでなく、お金の勉強を小学校でやればいいんじゃないかと、思ってしまいました。それだけ、お金の話は面白く、勉強になり、人生にとって大切なものと感じました。
ふりかえればお金の勉強なんて、人生で全くしてこなかった。少しもったいなかったな、と思います。
これまでの僕は、お金に対して全然良いイメージが描けませんでした。引きこもっていた事もあり、ろくに仕事も出来ず、稼げない。
「お金=苦しい事」でしかありませんでした。
でも今回のお話で、お金に対するイメージががらっと変わった。
お金の大切さ、お金の持つすごいエネルギーを知った今、お金の勉強をしてみたいと思います。
お金について勉強し、お金に対する考え方を変えることで、自らを取り巻くお金の流れが変わってくる!
なんと、今回だけでなく定期的にお話を聞く機会を設けていただけるそうで、とてもありがたいと思いました!引きこもりの人にとっても、大問題のお金。
お金について、人生に生かせる学びがあれば、またご報告しようと思います!
この記事のまとめ
・お金はものすごく大切で、お金はとても良いもの
・お金の使い方を練習すれば、上手くなれる
・お金の勉強をして、お金に対する考え方を変える
太陽