太陽です。
昨年11月17日に引っ越してから、早くも4か月半が経ちました。
日々の生活にもだいぶ慣れてきて、30年以上過ごした実家よりも現在のマンションの方が馴染んでいる感じすらあります。
自炊はほぼ毎日していて、栄養バランスを考えながら簡単な料理を作っているのですが…
引っ越してからというもの、ほとんど食べなくなったものがあるんです。それは「牛肉」。
今回は、両親に「これでもか!」というくらい牛肉を食べさせてもらったお話です。
そして、親元を離れて改めて気づいた事があったので、記事にしたいと思いました。
目次
両親から食事の誘い
とある日の午後のこと。両親からLINEが来ました。
「用事で太陽のマンションの近くまで来るから、どこか食事に行かないか?」ということです。
これはとても嬉しいお誘いです。家で自炊だと同じようなものばかり作るので、たまには違うものを食べたいのですね。二つ返事でぜひ行こうと返しました。
「どこに食べに行きたい?どこでもいいよ」ということだったので、僕は迷わず「焼き肉の食べ放題に行きたい!」とリクエスト。
引っ越してからほとんど牛肉を食べていなかったので、どうしても焼き肉が食べたかった。
ということで、両親と一緒に焼き肉屋に行く事になったのです。
僕の普段の食生活
その前に、僕の普段の食生活について、どんなものを食べているかをご紹介します。
朝↓↓オートミール。毎朝必ず食べます。
昼↓↓仕事の時はお弁当を作ります。だいたい前夜の残り物の事が多いです。
休みの時はパスタ。
夜:味噌汁と温野菜は毎晩食べます。その他、メインは鶏肉がほとんど。
(例:蒸したブロッコリーと鶏肉の炒め物↓↓)
業務スーパーの鶏もも肉が安く、よく食べるので、僕のたんぱく源は鶏肉と言っても過言ではありません。
あと納豆もほぼ毎版食べます。
こんな所なのですが…見ての通り、牛肉の「ぎ」の字もありません。引っ越してから本当に食べなくなりました。
なぜかというと、とても高いからです…。元ひきこもりから急に一人暮らしを始めたので、節約しながら生活している事情もあります。
鶏肉でしっかりたんぱく質や栄養は取れますし、牛肉を食べる必要もないので、自然と食べなくなっていきました。
そこへきて両親からの食事の誘い。焼肉屋を選択するのは、必然だったかもしれません。
いざ両親と焼肉屋へ
両親と待ち合わせて、近くの焼肉屋に行きました。
焼肉屋自体もおそらく20年ぶりくらい。そして実は、食べ放題も初めてです。久しぶりの牛肉、しかも食べ放題という事でテンションも上がります。
食べ放題には3つのグレードがあり、上のグレードほどメニューが増えたり肉が国産になるなど豪華になります。
食べ放題のルールとして、全員同じグレードを頼まなければいけません。太陽一家は真ん中のグレードを選択。
僕は普段、血糖値の急上昇を防ぐために、野菜から食べたり味噌汁を飲んだりするのですが…
今日ばかりは、野菜には目もくれず、ひたすら牛肉を食べると決めていました。
白ご飯をアテに、どこまで焼肉を食べれるか?そこだけに意識を置いていました。
それだけ、僕は牛肉を食べたかった。肉をかっ食らう、ワンピースのルフィみたいになるつもりでいました笑
肉を焼いてもらい、ひたすら食べ続ける
制限時間は80分、いよいよ牛肉の食べ放題がスタート。
注文はテーブルにあるタブレット端末から。
カルビ、ロース、ハラミ、タン。両親の希望も聞きながら、矢継ぎ早に注文します。
そして続々とお肉がやってきます。
両親は最初は野菜サラダから食べていて、僕にも勧めてくる。ですが!今日ばかりは野菜はどうでもいい。
僕は両親の勧めをやんわり断り、しょっぱなから肉と白ご飯です。今日はそれ以外何もいらない!
両親は、いつもは野菜から食べるという僕の習慣を知っているので、『どれだけ肉を食べたかったんだ…』と笑っています。
今日は野菜は食べないとはっきり言いました。すると、ひたすら肉を食べようとしてる気持ちが両親にも伝わったのか…目の前で肉を焼いて、ちょうど良い感じのを次々に僕のお皿に運んでくれました。
自分たちはそこそこに、ただただ僕のお皿に肉を送ってくれる両親。
そんな両親を見て感じたことがあります。
両親の愛情をまた感じた
目の前でせっせと肉を焼いてもらって、ひたすらお皿に運んでもらい、白ご飯と食べ続ける時間が続きます。
なんというか、まるで親鳥に次から次に餌を運んでもらう、ヒナの状態。
両親は相変わらず、自分たちの事そっちのけで肉を焼いてくれている。
「たくさん食べや~」と言ってくれます。
僕はそんな両親を見て、思いました。『なんかやっぱり僕は愛されてるんだな…』と。
去年の年末、ホームシックになり心の調子を落とした時も、両親の愛情を感じたことを思い出します。
(その時の記事はこちらをどうぞ↓↓)
そして今日、焼肉を食べながら、両親の愛情をまた感じたのでした。
そんな気持ちを感じながら、80分の制限時間をフルに使い切り、これでもかというくらい牛肉をチャージしました。
ご馳走様でした。
まとめ:何気ない日常の中に幸せが隠されている
その後両親と別れ、僕はマンションに帰宅。
正直、この機会に牛肉を食べだめしようと張り切り過ぎて、はち切れんばかりになったお腹が超重いです。
久しぶりの牛肉・焼肉も本当に美味しく、感激です。そしてそれ以上に、両親と食事に行けたことが嬉しかった。
きっと今回の両親との食事は、美味しい焼肉とともに、愛された記憶の一つとしてずっと自分に残る。
今になって振り返ると、両親とは色々あったけど、常に愛されていたんだな…という事しか思い出せません。
一人暮らしを始めて4か月半。離れて改めて気づく、両親の愛。
両親と食事に行って、当たり前のような時間に隠れてた感謝に気づく。
そう思うと、いつもの何気ない日常ほど幸せなものってないのでは?
当たり前と思っていることの中に、当たり前じゃない幸せが隠されてるのかも。
この焼肉のお話は、新型コロナが今みたいに爆発する少し前の出来事。今は新型コロナが日常を侵食し、当たり前だった生活が当たり前でなくなりつつある感じです。
だからこそ、今そこにある何気ない日常を大切にしていこう…そう思いました。
お父さん、お母さん、ありがとう!
太陽