太陽です。
一人暮らしでかなり大変なのが、なんと言っても【食事】です。全部自分で献立を考えて作らないといけませんし、調理にも時間がかかります。これをほぼ毎日となると、けっこうな労力になりますよね。
外食ばかりする訳にも行きません。お金もかかるし、カロリーも高めになってしまう可能性が高いです。
とはいえ、体調管理にも非常に深く関わるのが食事。食は生活の基本なので、いい加減にするわけにはいきません。
そこでオススメするのが、今回ご紹介する【オートミール】です。オートミールは一人暮らしの食事の強い味方。健康にも美容にも効果を発揮します。
僕自身も、もう4年以上オートミールを食べています。
目次
写真で詳しく紹介、これがオートミール
オートミールとは、オーツ麦という麦の一種なんです。
ですがオートミールと聞いてすぐに思い浮かぶ人は、あまり多くないかもしれません。日本ではあまりなじみのないものだと思います。日本で主食というと、ご飯かパンですよね。ですが欧米では、オートミールは主食としてごく普通に食べられています。
これがオートミールです。いくつか見てみましょう。
カナダ産。1kg入り430円↓↓
リトアニア産。500g160円↓↓
ラトビア産。500g入り105円↓↓
全部、業務スーパーで買えます。業務スーパー以外では、Amazonや楽天など通販でも買えます。
パッケージから出して、詳しく見てみましょう↓↓
細かく乾燥した、麦のフレークといった感じ。ちなみにカナダ産は粒が大きく、リトアニアとラトビア産は粒が小さいです。
どれも味は同じなので、お好みで選んで良いと思います。一番安いラトビア産は、最近見かけないのが残念。
オートミールの栄養と特徴
オートミール100g当たりの栄養素です。
エネルギー : 380キロカロリー
炭水化物 : 69.1g
たんぱく質 : 13.7g
水分 : 10g
脂質 : 5.7g
灰分 : 1.5g
リン : 370mg
カリウム : 260mg
マグネシウム: 100mg
カルシウム : 47mg
鉄 : 3.9mg
ナトリウム : 3mg
亜鉛 : 2.1mg
銅 : 0.28mg
となっています。
オートミールの特徴1:食物繊維が豊富
オートミールは、食物繊維が非常に豊富です。玄米の3倍の食物繊維が含まれています。
またβグルカンという水溶性食物繊維が含まれているのが特徴で、腸内環境の改善・コレステロール値の改善などに効果があるそうです。
オートミールの特徴2:たんぱく質が豊富
100gあたり13.7gと、穀物にしてはかなりたくさんのたんぱく質が含まれています。
たんぱく質は、筋肉や肌、髪を作る素にもなるので、健康にも美容にも良いという訳ですね。筋トレをしている人にもおすすめです。もちろんロードバイクに乗っている人にも!
オートミールの特徴3:ミネラルが豊富
オートミールはうれしい事にミネラル分も豊富です。
ミネラルが豊富といわれる玄米を、ほとんどの栄養成分を上回っているオートミール。まさに、万能食ですね。
オートミールの基本的な食べ方
僕はほぼ毎朝オートミールを食べます。適量のオートミールと水を器に入れて、電子レンジで温めて、おかゆ状にして食べるのが基本。
加熱中に膨らむので、少し大きめの器を使った方が良いです。
大き目の器に、オートミールを30g入れます↓↓
そこに、水を170~200CC加えます↓↓
そして、ラップをせずに、500Wで約3分間加熱します。
すると…おかゆ状になったオートミールの出来上がりです。
オートミールの食べ方には、色んなアレンジが
この状態では味がついていないので、ここから自分好みにアレンジを加えましょう。そうすれば美味しくオートミールを食べることが出来ます。僕がよくしているアレンジ法をご紹介しますね。
加熱して出来上がったオートミールに、オリーブオイル大さじ1杯とハチミツをお好みの量で加えます。
そこに、レーズンとミックスナッツを乗せて出来上がり。
僕の朝は、このオートミールの朝食を作ることがルーティーンに組み込まれています。
その他、お好みでバナナチップスやドライフルーツを入れたり、水の代わりに牛乳を使ったりするなど、色々なアレンジが楽しめます。
オートミール・7つのメリット
ここからは、オートミールのメリットを見ていきましょう。
メリット1:栄養価が非常に高い
先ほども見たように、オートミールはとても栄養価が高いです。栄養価の高さから欧米では、一般の人からプロのアスリートまでオートミールを食べる人が多いです。
僕がやっているロードバイクのプロも、特にシーズン中はオートミール率がかなり高いです。
メリット2:コスパ最高
1食あたり30gとすると、500g入りのオートミールで約16食分になります。先ほど紹介したオートミールに当てはめると、
カナダ産 :1kg430円で、1食あたり12.9円
リトアニア産:500g160円で、1食あたり9.6円
ラトビア産 :500g105円で、1食あたり6.3円
という、ものすごいコストパフォーマンスを誇ります。特にラトビア産は破格の安さなので、もし見かけたらまとめ買いしてもいいかもしれません。
メリット3:調理がお手軽
適量のオートミールと水を器に入れて、3分間加熱するだけ。カップヌードル並みのお手軽さです。
ご飯を一食分だけ食べようとしても、お米をといで炊飯器で炊くと、40分はかかりますよね。オートミールは忙しい時にもピッタリです。
メリット4:保存性が良い
オートミールは乾燥した状態の麦なので、非常に保存性が良く、賞味期限が長いです。
だいたい8か月~1年はもちます。しかも夏場でも常温保存OK。
メリット5:アレンジしやすい
オートミールそのものは味があまりないので、そこからお好みでアレンジしやすいのが嬉しい所です。僕は基本、オリーブオイル+ハチミツで食べますが、味を変えたいときは沖縄黒糖を3粒ほど入れます。
この状態で水を入れ、電子レンジで温めれば黒糖オートミールになります。(この沖縄黒糖も業務スーパーで売っています)
甘い系の食べ方だけでなく、塩昆布やだしつゆなどで、塩系にして食べてもおいしいですよ。
メリット6:血糖値が上がりにくい
食品には【GI値】という数値があり、この数値が高いほど血糖値が上がりやすいです。高GI値の食品を食べると、血糖値が上がり脂肪をたくわえやすくなってしまうんです。
なので、太らないよう気を付けている人は、カロリーだけでなくGI値にも注目すべきです。
その点オートミールはこのGI値が55とかなり低く、血糖値が上がりにくいです。つまり太りにくい食品なんです。ちなみに白米は84、食パンは91とかなり高め。
メリット7:お通じが良くなる
オートミールは食物繊維が非常に豊富なので、お通じの調子が非常に良くなります。
便秘がある人は、オートミールを普段の食事に取り入れる事で、改善が望めますよ。
オートミールのデメリットは?
オートミールはオーツ麦を加工して作られています。オーツ麦自体はグルテンが入っていないのですが、製造の過程で小麦や大麦などのグルテンが混入することがあります。
なので小麦アレルギーの人やグルテンがダメな人は、アレルギーが出る可能性があります。
まとめ:健康にも美容にも、万能のオートミール
日本ではなじみが薄いですが、欧米では広く食べられているオートミール。
栄養価も高く、コスパもよく、健康にも美容にも効果的があります。まさに万能食と言っても過言ではありません。
一人暮らしの人にも、そうでない人にもオススメできる優秀な食品です。ぜひ一度、オートミールを試してみてはいかがでしょうか。
【この記事の3つのまとめ】
①栄養が偏りやすい一人暮らしの食生活に、オートミールはオススメ
②オートミールは非常に優れた食品で、健康にも美容にも役に立つ
③オートミールはアレンジで色々な食べ方ができる
太陽