太陽です。
誕生月が6月の僕は、毎年6月が来るたび、一つ年齢が上がります。
そして迎えた2025年6月。とうとう43歳になりました。
今回は、43回目の誕生日を迎えた現在の心境、この1年間の気づき、1年後の目標などについて書いていこうと思います。
○この記事で分かること○
- 人生を変えるための唯一の方法
- 今できることを、今始める大切さ
- あきらめないことが大切な理由
毎年憂うつな誕生日

今年もやってきた誕生日。何をしていても、何をしていなくても、誕生日がくると確実に年を取ります。
誕生日というと、本来めでたいものですよね。ですが僕は、引きこもりになった20歳以降は、誕生日があまり好きではありませんでした。それどころか、誕生日が来るのが嫌でした。
それは、「また一つ年を取ってしまうのか・・・」というネガティブな気持ちが付きまとうからです。
引きこもって仕事もせず、無駄に1年を過ごしてしまった罪悪感。なかなか行動できない臆病な自分。それなのに、容赦なく時間は過ぎてゆき、無意味に一つ年を取ってしまう・・・
誕生日が近づくと自己否定感にさいなまれていました。
特に3年前の40歳の誕生日に引きこもっていた時は最悪な状況でした↓↓

引きこもりを抜け出してからもその気持ちは消えず、毎年誕生日が近づくと憂うつになり、体調も悪くなっていました。
ですが、今年は少し違ったんです。
43歳の誕生日の心境
今年は誕生日が近づいても特に調子が悪くなることはなく、誕生日の当日もネガティブになったりせず、『あ、そういえば今日誕生日だったな』と、淡々と迎える感じでした。
むしろ、色々な苦難がありながらも、よく43年間生きていたな…自分のことを褒めてもいいんじゃないか?とも思ったんです。
これは、以前には無かったことで、明らかに変化してる部分がありました。
なぜこんな変化が起こったのか…?おそらく、障害者雇用&在宅とはいえ、頑張って業務に取り組んでいることと、目の前にやらなければいけない事がたくさんあって、誕生日だからといって落ち込んでいるひまがなくなったのが大きいと思います。
毎日の業務や資格取得のための学習をこなすのに必死で、日常自体にはあまり余裕がないのですが…もしかしたら、忙しいくらいの方があまり悩まず、かえっていいのかもしれません。
今出来ることを一生懸命やるしかないかな、という感覚です。
この1年の成長

(著作者:Freepik/出典:Freepik)
これまでは誕生日が来るのが嫌だったのですが、今年は他にやる事があって忙しく、憂うつににならなかった。
以前は、何もしてない事で将来への不安に悩んでいましたが、今は色々な事に取り組んでいる中で将来を心配している。もしかしたら、これ自体が成長なのかもしれないと思っています。
将来への不安が無くなった訳ではありませんが、悩みの質が変わった感じですね。
これは、前に進んだからこそ訪れている変化かもしれない、と。
他には、この1年仕事を続けられてきたことも成長といっていいと思いますし、プログラミングの勉強を続けてスキルが向上したことも成長かと思います。
毎日同じような日常を1年間続けていますが、毎日のちょっとしたことを積み重ねて、少しずつ変化しているような感じですね。
今後1年の目標

(著作者:jcomp /出典:Freepik)
まずは1年間、仕事を続けることが一番の目標です。そのうえでプログラミングの学習を継続して、1年後には正規雇用をめざせればと思っています。
何とか一人で生きていけるだけの収入を得られるようになって、資産形成も進め、この1年で人生設計を大きく進めたいとも考えています。
僕をずっと支えてくれた父親も今年で75歳の後期高齢者になります。元気に頑張って、経済的にも父親に頼ることなく生活していけるようになることで、父親に恩返し&親孝行をしたいです。
その他にも、色々と挑戦したい事もあるので、思い切ってチャレンジしてみようかと。
ということで、おおまかですが思い切って目標を立ててみる事にしました。
今年の目標
・1年間仕事を続ける
・ITの資格を取得し、正規雇用に耐えうる業務スキルを身につける
・資産形成を進め、一人で生きていくための土台を作る
1年後に、この目標がどうなったか、記事を書きます。
5年前の記事からの気づき

約5年前、僕はある記事を書きました。
10年後の自分から見たら、今の自分はまだまだ若い。10年後に後悔しないために、今出来ることをやろう…という記事です。

この記事を書いたのが2020年3月・当時37歳でした。10年後の2030年・47歳の自分に向けて、後悔しないよう頑張ろうという決意を込めて書いたのを覚えています。そして現在5年が経ち、10年のうちの半分が過ぎました。
当時は引きこもり支援団体のスタッフをしていました。そこから、引きこもり支援団体の卒業、就労へのチャレンジと挫折、40歳にして再びの引きこもり、就労移行支援での訓練を経て、障害者雇用で就職し現在に至ります。
この5年の間に本当に色々な事があり、引きこもりに戻った時は絶望的で生きていることがしんどすぎて、早くこの世を去りたいと毎日考えていました。ですが、その時その時でできることを精一杯やってきて、少しずつ前進し、気づけばそこそこ成長しているんじゃないかと思える今があります。
そして気づいたこと。未来を大きく変えるには、今できることを毎日積み重ねるのが唯一の方法なのではないか。
一歩一歩は小さな歩みでも、積み重ねることで大きな道のりになるのではないか。
5年前の記事読み返してみて、改めて感じました。このように考えるようになったこと自体が、大きな変化だと感じます。
今しんどい思いをしている人に伝えたいこと

今しんどい思いをしている人、引きこもりの人は、「何をしても今さらもう遅い」「何をしても無駄」「自分にできる事なんて何も無い」と考えている人も多いと思います。
ですが、ものごとを始めるのに、なにごとも決して遅いということはありません。そして、今の自分にできることが必ずあるはずです。
今この瞬間から始めればいいのです。最初は何も変わらないと思っても、できることを毎日コツコツやって1年2年と積み重ねていけば、いつの間にか自分の人生も大きく変わっている事に気づくはずです。
もちろん、積み重ねていく中で壁にぶつかり、あきらめそうになる瞬間もあると思います。ですが、あきらめないでください。あきらめずにやっていけば、道は拓けていきます。
僕も今後進んでいく中で、さらに大きな壁が待ち受けている、さらに大きな試練に直面する事もあるでしょう。
今でも、調子を崩して引きこもり気味になったり、生きていることをしんどく感じる時もあります。もともとのHSP的な傾向もあって外出前はお腹が痛くなったり、不眠でほとんど眠れない日もあります。
ですがその中でも、自分ができることを見つけて、あきらめずやっていこうと思っています。
小さな変化の積み重ねが、大きな変化につながる。
人生を大きく変える唯一の方法は、小さな変化を毎日積み重ねること。
そう信じてやっていきましょう。
この記事のまとめ
・43歳の誕生日を迎えた。1年前と比べて、少し前進していると感じた
・物事を始めるのに遅いなんてことはない。今の自分にできることをしよう
・小さな変化の積み重ねが、やがて大きな変化になる