ロードバイク

あれほど好きだった自転車をやめた理由とは?人生の変化を恐れない。

太陽です。

人間は生きていると、大なり小なり変化の時が訪れるもの。

その変化は、起こるべくして起こったものかもしれないし、自分が全く予期しなかったものかもしれません。

自分が思っていたものとは全く違う変化が起こる事だってあります。

そして僕自身にも、自分でもよく分からないのですが、何かしらの変化が起こっているようです。

今回は、変化について書いてみようと思います。

目次

ロードバイクに乗らなくなった

全く思いもよらなかった自分自身の変化。あれほど好きだったロードバイクに全く乗らなくなったんです。

去年の夏までは乗っていたのですが、それ以降は本当に乗らなくなった。

そして5か月ほど経ちましたが、乗りたい気持ちは全然起こらないし、この先も起こりそうにない感じです。

1Kのマンションに3台もロードバイクがあるのですが…いったいどうすればいいんだ笑

置いといても仕方ないし、誰か乗ってくれる人に売ろうかな…と思ってるくらい。

僕の人生を変えてくれたロードバイク

ロードバイクを始めたのは、2014年4月。31歳の春でした。

ちょうどその時期は、引きこもり支援団体でスタッフになり、仕事を始めた時でもあります。

まさに2014年4月は、ロードバイクと支援団体でのスタッフ活動で、これまでの生活にも自分の気持ちにも劇的な変化が起こった時でした。

それまでは家に引きこもりがちだったのが、ロードバイクで毎日外に出かけるようになり、スタッフの活動も頑張る日々。

特にロードバイクには夢中になって、練習に打ち込んで。どんどん体力がつき、活動範囲も広がっていったんです。

そして、レースでも優勝できるくらいまでになりました。

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そう、ロードバイクは僕の人生を変えてくれた、かけがえのないものでした。

それから7年以上。 ほぼ毎日、ロードバイクに乗り続けてきました。

人生色々あるけど、ロードバイクだけは生涯現役で、一生乗り続けるに違いない。

ロードバイクだけは、何があっても続ける……と思っていたんです。

きっかけとなった、去年の夏の病気

それなのに、なぜ急にロードバイクに乗らなくなったのか?

直接的な原因ではないのですが、きっかけの一つになったのが、去年(2021年)の夏に病気をわずらった事です。

それが痔でした。とても痛みがあったため、ご飯を食べれなくなり、絶食をしていたんです。

そして、治ってきたと思ったら再発するというのを何度も繰り返してしまい、およそ1か月半にわたってしんどい日々が続きました。

もちろん、この間ロードバイクも中断せざるをえなくなり、ほとんど乗らなかったんです。

やがて病気は治りました。

ですが不思議な事に、ロードバイクに再び乗りたいという気持ちが全くわかなくなっている事に気づいたんです。

これまでも、病気やケガでしばらく乗れない事は何度かありましたが…早く乗りたくて仕方なかったし、健康に戻ればすぐに乗っていたんです。ですが今回は違った。

全く興味がなくなり、全く乗らなくなり、気づけば5か月が経ってしました。

優先順位の変化

この自分自身の気持ちの変化について、分析をしてみました。

すると気づいたのが、【優先度の変化】だったんです。

以前、ロードバイクにバリバリ乗っていた時は、とにかく生活の中で自転車が最優先。

頑張って練習する、練習してもっと速くなりたい。

自転車の練習を生活の中心にすえ、他の日常生活も引きこもり支援団体での活動も、自転車ありきで組み立てている感じでした。

自転車をしない人生なんて意味がない!とまで考えるほどだったんです。

2年前に新型コロナが流行りだした時。もし新型コロナに感染したら、味覚も嗅覚も無くなっていいから、心肺機能だけは奪わないでくれ!なんて思っていました。

それほどまでに、自分の人生=自転車という感じでした。

ところが去年の夏にの病気をきっかけに、自分の中での優先度に変化が起こった。

それまで人生の最優先事項だったロードバイクが、その優先順位が一気に下がったような感覚です。

ロードバイクよりも優先しなければいけない事がある。

別の仕事も探して挑戦したいし、人生設計も考えないといけない。自転車以外にも、きっと楽しい事だってある。

そう考えると、自然とロードバイクに乗りたい気持ちが小さくなり、消えていった感じですね。

ふりかえれば、去年の4月に自転車ショップでの仕事に挑戦したあたりから、人生における自転車の優先度が下がりつつあったような気がします。

自転車を始めた時も同じ病気をした

2014年3月。ロードバイクを始め、引きこもり支援団体でスタッフになるちょうど1か月前です。

実は、今回と同じひどい痔になり、絶食をして衰弱していました。

そして、4月になって劇的な変化が訪れたというのは、先ほど話しました。

以前、確かカウンセリングを受けていた時だったと思うのですが、こんな話があったのを思い出しました。

人は変化する時に、なにかしらサインがある。

例えば風邪をひいたり、病気をしたり、これまで全く読まなかった分野の本に出合ったり。今回、ロードバイクに乗りたくなくなったのも、変化の兆しだと思っています。

僕の場合は、もしかしたら大きな変化が訪れる前には、病気になるのかもしれません。

さて…自転車をやめて、次はどんな変化がやってくるのでしょうか?

それはまだよく分かりませんが、今まさに大きな変化の過渡期にいるというのは、間違いなさそうです。

今年の6月には、40歳になりますしね。

まとめ:小さな変化から、大きなうねりへ

以上が、僕が自転車をやめた理由、そして変化についての気づきでした。

人って、自分では全然変わっていないと思っていても、意識の深層部では変化への準備がなされているようです。

自分でも気づかない所で、変化は始まっているという訳ですね。

やがて、小さな変化はやがて大きなうねりとなり、人生を変えていくのだと思います。

この記事を読んで頂いている方も、自分自身の小さな変化に意識を向けてみれば、何かしら発見があると思います。

そして、小さな変化の中に、大きな鍵が隠されているはず。

大きな変化がやってくるときは、それと連動して、趣味・思考・行動の変化など、はっきりと意識できる変化が現れるはず。

僕が自転車をやめるなんて、半年前はあり得ない事でした。それが今では、変わっている。

しかしそれは悪い事ではなく、新しい自分に出会い、次のステップに行く感覚です。

変化を恐れず、生きていきましょう。

ロードバイク、今は乗る気が置きませんが、将来また乗りたくなる時があるかもしれない。その時はまた、思い切り楽しもうと思います。

そして、この記事のアイキャッチ画像。僕が初めてロードバイクで峠に挑戦した時に、頂上で撮影したものです。

なつかしくて、涙が出そうになりました。当時の事を、今でもはっきりと思い出せます。

本当にありがとう、ロードバイク!!

【この記事のまとめ】

①あれほど好きだったロードバイクをやめた

②自分が気づかなくても、小さな変化は始まっている

③小さな変化は、やがて大きな変化につながる。そして人生が変わっていく

④変化を恐れずに生きていく

太陽